中秋の名月──
憧れつつも、まだバイクとの写真撮影は叶っていません。
今年も叶わぬと見込み、愛車で代用することに。
今宵の十五夜は、これでよしとする。
灯す、赤の群れ
2025年10月初旬。
昼間の残暑が厳しく、ヒガンバナとのバイク写真は夕方からとなりました。
ただ、日の入りが思いのほか早かった。
山に囲まれた場所では、日の入りを待たずに夜が訪れる。
ヒガンバナは、今を逃したらまた来年。
光を頼りに、ほんの束の間の「夜の花見」を楽しんできました。
夕陽がなければ、灯せばいい──
おわりに|季節の隙間にて
かつては、誕生日の頃に咲いていたヒガンバナ。
いまは10月初旬が定番になりつつあります。
季節が少しずつずれていく。
そんな変化に、わずかな寂しさを覚えたお散歩ツーリングでした。