ムヒカイズム

バイク散歩にワイシャツは向かない──供養のセルフスナップ記録

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バイク(YAMAHA SR125)の横に立つ女性ライダー。白いワイシャツをズボンにインし、黒パンツと黒いスニーカーを合わせている。夕焼けを背景に腰に手を当てたポーズで立っており、気取りながらもどこか滑稽な雰囲気

Yシャツ──それは本来、バイクには不向きな服。

でも、私はそれを着て走った。

すべては、捨てる前のひと走り──

そんな一枚の記録です。

再利用という建前

インク染みの付いたワイシャツ

このシャツ、元は旦那のもの。2万円也。

せっかくの新品なのに、1回の着用で終わった。

胸に差しっぱなしのボールペンに気付かず、そのまま洗濯。

強烈なインク染みが刻まれてしまった。

気付かずに洗濯した私、ボールペン差しっぱなしの旦那。

どっちが悪い?と一瞬よぎったが、いずれにせよ仕事での再使用は無理だった。

目の前で廃棄しようとする旦那。

ちょっと待って!

1度しか着てない2万円のシャツ、捨てるなんて勿体ない。

白シャツへの期待

バイクに乗っていると、服が汚れることが多いから、どうしても濃色を選びがち。

でも、夏場の黒ってすごく暑い。

だから、光を反射する白い服に憧れがあった。

インク染みの付いた、汚れてもいいワイシャツは、夏のバイク散歩には最強のアイテムだと思い付いた。

ワイシャツを着たことへの違和感

ワイシャツは、どこまでいってもワイシャツだった。

インク染みの白Yシャツをズボンにイン。

久々に巻いたベルトが、50代の腰回りの現実を突きつける。

ふだんは隠している部分だけに、気恥ずかしいものがあった。

バイク散歩で使えないことはない。

でも、何をどう取り繕っても──

やっぱりそれは、ワイシャツだった。

セルフスナップ地獄編|ぬ~べ~スタイルで白シャツに挑む

せめてもの提案として、「地獄先生ぬ~べ~」をイメージしてみた。

ネクタイは持っていないので、ワイシャツと黒パンで。

鬼の手はバイクグローブで代用だ!

日が暮れる茶畑近くで実践するも、一部始終を散歩中のおじいさんに見られていた。

「なんの写真撮ってる?」

尋ねられたが、「ぬ~べ~気取りの自撮りです!」とは即答できなかった。

すかさずおじいさんが「飛行機?」って言ってくれたので、「そう、飛行機!」と誤魔化した。

嘘つきになるので、途中で飛行機も撮ってみたが、ハエみたいな写りだった。

加えて、地獄先生ぬ~べ~という、なりきり遊びの空振り感も大きかった。

おわりに|ワイシャツ供養

夕暮れ時の農道に停めたYAMAHA SR125。左側にはヘッドライトが灯るバイクのシルエット、右端には白いワイシャツを着た人物が立ち、手に持ったグローブをはめようとしている様子。空は青から赤紫へと美しくグラデーションし、シルエットの構成が印象的な一枚

この日、インク染みYシャツと一緒に走り、写真も撮った。

それだけでもう充分。

「さようなら、ワイシャツ👋」

どこまでも滑稽だったけれど、久々に楽しめた。

悪くない別れ方でした。

次はもっと気楽な服と走ります。

以上、お誕生月企画のセルフスナップでした。

この日の服装記録の詳細については別記事にて紹介予定。

濃い緑の芙蓉の木の前に黒いバイク(YAMAHA SR125)が停められている。芙蓉の花がピンク色に点々と咲いており、夏の終わりを思わせる風景バイクに乗った日の服装メモ|2025年9月中旬・芙蓉の花の咲く頃前のページ

9月のバイク写真選|お散歩ツーリングで見た、季節の端っこ次のページ黒いバイク(YAMAHA SR125)の後方に、収穫された稲束が整然と並ぶ田んぼが広がっている。画面右下にはまだ刈り取られていない稲が写っており、収穫途中の様子が伺える

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