2019年5月、ネット購入したリュックをバイク用シートバッグとして使い始めてみました。
購入したバッグはバイク用ではなく、レディース用リュックサックであります。
リュックは背負わず、SR125のリアシートに固定しての利用となります。
今回は近距離乗車メインの私が、独自に選んだバイク用お出掛けバッグについて書き留めてみました。よろしければ!
バイク用シートバッグとして購入した本革リュック
バイクのシートに乗せちゃってますが、前述の通り、本来はリュックとしての商品であります。
購入に至った理由は、サイズがSR125のシート幅にちょうど良かった事、リュックのストラップが取り外し可能だった事があげられます。(サイズ:約横25cm×マチ12cm×縦25cm)
後は本革製で自立して底鋲が付いている事、開閉がワンタッチなバックルタイプだった事でしょうか。
用途はカメラ入れなので、バイクに取り付けた時の開閉が簡単で、バイクから外して持ち歩く際も多少見栄えが良い事が条件でした。ヤフーショッピングにて購入しました。
購入品リンク⇒レディース リュックサック 本革 バックパック
備品①:ボタン付きキーリング
普通のリュックをバイクのリアシートに乗せるには、落ちないように固定しなければなりません。
ただ自分の場合、バイクにリュックを付けっぱなしにするつもりはなかったので、簡単に取り外しが出来る備品が必要でした。
乗車時はバッグの上にゴムロープをかけますが、それだけでは心許ないので落下防止対策としてボタン付きのキーリングを購入しました。
キーリングはリュックに付けっぱなしで、バイク乗車時にバイク後方のステーに取り付けます。
ボタン式なので、付け外しはワンタッチで簡単です。
ちなみに購入したキーリングは、リュックの金具が太すぎてナスカンがはまらず猛烈に焦りましたが、付属のリングをリュックの金具に付けたことでバイクのステーまでストラップが伸び、結果的にはイメージ通りの展開となりました。
もう少し質の良い物が欲しかったのですが、2本となると出費も倍でサイズも限られるため、今回は手頃なもので手を打った次第であります。
加えてリングの上に付いている紐はショルダーストラップで、こちらはバイクを降りた時に利用します。
ショルダーストラップは過去に購入したタンクバッグの付属品で、軽くて嵩張らなくて丈夫な紐という点で重宝しており、乗車時はバッグの内側にしまいこみます。
備品➁:滑り止めマット
荷物の落下防止対策としては、前述のキーリングよりも大きな役目を果たしていると思われます。
購入したバッグには背面ポケットがなかったため、100円ショップで手に入れた滑り止めマットを強引に括りつけました。
バッグに滑り止めマットを付けておけば、マットを敷いたりしまったりの手間が省けます。
以前バイク屋さんに点検をお願いした際、洗車と同時にシートをツルッツルにされてしまい、点検直後の乗車時は自分すらもちょっとした衝撃があると枝豆を押した時のようにチュルン!と飛び出そうな勢いがありました。(今思うと危険すぎる!)
荷物だったら尚更で、滑り止めを1枚敷くだけで随分と解消されるため、持ち出した時は少々不格好だけど、バイク乗車時に荷物が滑らない事を優先させました。
備品➂:フックロープ
荷物落下対策としていちばん重要かと思われるフックロープですが、現在使っているのものは100円ショップ品です。
以前はネットを使っていましたが、乗車中に写真を撮りたくなる事が多い自分には、ネットの取り外しが面倒に感じておりました。
荷物用ネットに関しては、バイク用品店で購入した物ではサイズが大きすぎて使い物にならず、その後も小さいサイズを探してみたけど見当たらず。。。
結局フックロープも含め、100円ショップの自転車グッズコーナーにあった物がSR125にはピッタリで、ネットについてもしばらくは100円ショップ品のお世話になっておりました。
ただ100円ショップのネットに付いているフックは自転車用のためサイズが小さく、フックはバイク用品店で購入した物に差し替える必要がありました。
単純に荷物を固定するだけならネットは便利ですが、耐久性やフックの差し替え、取り外しの煩わしさに嫌気が差してフックロープに完全移行。
カラーは黒・赤・青・黄色がありますが、近所の100円ショップでは黒色が売り切れの事が多いため、見かけたら購入するようにしております。
オーダーメイドのようなフィット感
リュックはサイトに掲載されたサイズだけを頼りに購入したので、届くまでは自分のバイクにフィットするか不安で仕方なく。
加えて価格が手頃だったので、本革製であるかも不安でした。
届いたものは本革製ぽく、無事にキーリングを付けられた時は嬉しかったですが、今回わたしがいちばん感動したのは上写真にあるように、シートとバッグ底面部のカーブが見事にフィットした点でした。
これはもう本当に運が良かったとしか言いようがなく、まるでオーダーメイドのようなフィット感に感謝と興奮が相まり、本来ならこの日はシートバッグとしてテスト走行する予定が興奮しすぎて頭痛になってしまい、写真をスマホで撮るのが精一杯でありました。
近距離乗車ゆえの悩み
バイク乗車時のお出かけバッグに関しては、SR125を納車してから試行錯誤を繰り返しておりました。
マイナー車種であるYAMAHA SR125はネット検索しても情報が少なく、時おり格好良く荷物入れを取り付けているバイク画像を発見しても器用な方の自作品だったりで、そういった知識も腕もない自分が行き着いた先が今回新調したものとなります。
本来ならサイドバッグやリアボックスを付けるのが普通かもですが、近距離乗車かつバイク写真を撮りたい自分には、サイドバッグもリアボックスもハードルが高い代物でした。
サイドバッグは取り付けステーが必要で、思いのほかお金が掛かることに加え、簡単に取り外しが出来なさそうな点がネックでした。
リアボックスは便利そうですが、バイク写真を趣味としている自分にはどうしても写真映えが気になってしまい。
それ以前に長距離乗車をしないので、わざわざ上記の物を取り付ける必要性を感じず、簡単に取り付けられてバイク写真にもさほど影響のないものがあればと思っておりました。
バイク用シートバッグを新調した理由
バイク用シートバッグ新調前
バイク用シートバッグを新調する前は、自宅に放置されていたカメラバッグとボタン付きストラップで間に合わせていました。
カメラバッグは2016年にAmazonにて購入。(2019年6月現在Amazonでは取扱いはなく、ヤフーショッピングにて色違いが販売中⇒SIMPS カメラバッグ)
ボタン付きストラップはスノーボード用のヒップバッグに付いていた付属品で、15年程前の遺物的な物を引っ張り出して使っておりました。
通常のカメラバッグとしては微妙な使用感で放置状態でしたが、バイクのシートに乗せたらサイズや使い勝手はさほど悪くなく、何となくそのまま使い続けていたところ、バッグもストラップも合皮製の定めである経年劣化で内部が裂け始めてしまい。
これを機にバイク用のシートバッグについて改めて検討し、以下の希望を満たすものをネットでひたすら探しました。
①耐久性のある本革製
②バイク写真を撮る際に目立たない黒色
③バッグのサイズアップ
特に①と②に関しては、バイク写真を撮る上では重要でした。
合皮製は雨に強くて手入れもさほど必要ないのが利点ですが、私が利用していたものに関してはチープな色合いがバイク写真を撮る上で非常に気になっておりました。
他人からすれば全く気にならない事だと思いますが、バイク写真を趣味としている私にとって、合皮製ゆえのテカリが写真だと悪目立ちしているように見えてしまい、敢えてバッグが写らないように撮ることも多かったです。
③については、バッグが小さすぎて持ち出すレンズやカメラが限られておりました。
近距離乗車なので撮るものを予想してレンズやカメラを選んでましたが、たまに予想が外れることもあり、もう少しバッグに余裕があればと感じておりました。
実際に使用した感想
使用から1年以上経過した2020年6月現在、今のところ落下したことはなく、最低限の荷物入れとしての役目は果たしております。
個人的にはバイク専用バッグを使ったほうが安心感があると思いますが、原付二種なので高速道路は乗れないし、のんびり運転がほとんどなので、荷物落下については今後も大丈夫かと思ってます。
ただカメラを複数入れていると、出し入れがスムーズにいかない事があります。
リュックを横にしているので、出し入れがちょっと不便なのは仕方がないかもしれません。
リュックの中には、カメラ用のインナーボックスを入れております。
気になっていたバイク写真での色合いは、冒頭写真のように少し離れて写真を撮れば、以前ほどバッグが目立たずイメージ通りの展開となりました。
今まで間に合わせで使っていたバッグに比べ、今回は自分なりに選んだので愛着が湧きそうです。
以前のように敢えてバッグを避けるという余計な事が減りそうで、気分も新たにバイク写真を楽しめたらと思います。