ペダル付きキックボード(NITRO Kick scooter)

往年の名車に憧れて

※当ブログは、アフィリエイト広告を利用しています。

2014年5月31日、5ヶ月ぶりにビラーゴ250が冬眠から目覚めたものの。。。

風邪による咳が止まらなく、当日私は二人乗りを見送りました。

かつての愛車・ペダル付きキックボード

旦那がビラーゴを乗車中、長引く咳で著しく低下した体力を少しでも取り戻そうと、リハビリを兼ねてかつての愛車を物置から引っ張り出してみました。

kick-scooter
OLYMPUS E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ /

キックボードが流行した2000年頃に購入したペダル付きのキックスクーターです。

子供の頃に憧れた往年の名車「ローラースルーゴーゴー」に近い、大人が乗ってもショボさを感じないキックボードが欲しくてたどり着いたのがこちらとなります。

ローラースルーゴーゴーについては1970年代に流行したようですが、私が生まれたのはその頃なので流行をリアルに体験したわけではありません。

まだ自転車にも乗れないガキんちょだった私が目にした物は、流行から放置されて錆び付いた物を近所の男の子・ゴウ君(仮名)が普段使いとして利用していた物で、当時としては過去の遺物といった感じで興味を示している子はほとんど居らず。

私はゴウ君とは二人きりで遊ぶほどの仲良しだったのですが、なぜか「乗らせてくれ。」の一言が言えませんでした。

錆び付いていたけど男の子の玩具的なローラースルーゴーゴーは、今よりも「男のくせに!」とか「女の子なんだから!」という風潮が強かった親の影響もあって言えなかったのかもしれません。

加えてゴウ君は私の家によく遊びに来たのですが、距離が近いせいか来る時は毎回徒歩だったため、結局ローラースルーゴーゴーには触れることなく大人になってしまいました。

かつての憧れを現実に

そんなほろ苦い思い出があったため、キックボードが流行した2000年頃、本屋で見かけたキックボードカタログを思わず購入。

大概のキックボード(右側のやつ)は以下の写真のように地面を自分の足で蹴って推進するものが主流ですが。。。

キックボードとオートバイ
OLYMPUS E-PM1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro /

ローラースルーゴーゴーに憧れていた私にとって、前進する為に後方に取り付けられたTバーは外せないアイテムだったため、造りが似ている冒頭のキックスクーターの購入に踏み切った次第であります。

購入は藤枝梅安の生誕地で

ネット購入が今ほど定着していなかった当時、雑誌に記載された問い合わせ先に電話して取扱い店を教えてもらい。

購入店は仕掛人・藤枝梅安の生誕地である静岡県藤枝市にある小さな自転車屋さんでした。

先日ずいぶん前に録画した<仕掛人・藤枝梅安>を見たのですが、そこで梅安自身が「生まれは駿河の藤枝でね。。。」なんて言っており。

15~6歳の頃、学校の先生と世間話をしている時に「藤枝梅安は藤枝の人なんだよ。」と教えてくれたにも関わらず、ひねくれ物の私は全く信用せず、何十年も経ってから先生の言っていた事は正しかった。。。!と驚きました。

ちょっと話が逸れましたが、購入したキックスクーターは自分好みではないステッカーが施されていたので、購入直後にその場で自転車屋のおじさんにステッカーを全部剥がしてもらいました。

kick-scooter
OLYMPUS E-M5 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ /

派手なステッカーを剥がした事でシンプルになったのですが、ペダル近くにある黒いカバー部分は何もないと寂しげだったので、後になって小さなステッカーを自分で貼りました。

ステッカーについては後日改めて紹介したいと思います。

ブログ掲載にあたり、改めてかつての愛車を調べようと思ったものの、手がかりはハンドル間のカバーに記された「NITRO」という文字だけ。(それすらもひん剥いてある)

サクッと検索したところ、とある自転車屋さんの古いブログ記事に色違いを発見したのみ。

そこに記載されていたのが「ニトロ キックスクーター」でした。

乗車レクチャーは店先で

購入してその場でステッカーまで剥がしてもらったにも関わらず、幼き頃にゴウ君が乗り回している姿は見ていたけど実際に自分が乗るとなると一瞬どうしてよいか判らず、思わず自転車屋さんに「ところでこれはどうやって乗るのかな?」と聞いてしまい。

さっそく店先でおじさんによる教習が始まり。

まずはおじさんが乗車し、お手本を見せてくれました。

左足を車体に載せたら、最初は右足で地面を蹴って助走をつけて車体に乗り、キックスクーターのペダルを右足で漕いで前進。

作りは自転車に近いため、前後ともブレーキが付いておりますが、坂道だと止まりきれずに危険です。

その昔、見ていただけで一度も乗ることはなかったローラースルーゴーゴー。

最初は緊張していたせいか、途中でおじさんから「もっと自信を持って!」の一言で乗車スイッチが入り、すぐに乗車はマスターしました。

過去の遺物は本物か?

ちなみにローラースルーゴーゴーは、Wikipediaによると本田技研によって開発されたとの記載があり。

いつも遠くから眺めていただけで知らなかったけど、れっきとしたホンダ車だったのですね。

ただ当時すごく流行したせいか本田製以外の類似品も存在するらしく、今となってはゴウ君が乗っていた物が生粋の本田製だったのかは判りません。

個人的には学校の先生が教えてくれた藤枝梅安の生誕地が気付くのが遅くとも正解だったように、ゴウ君が乗っていたローラースルーゴーゴーも本田製だったと思い込んでおきたいと感じた次第であります。

長引く風邪とものもらいでバイク乗車が出来ず、思いつきで復活させたペダル付きキックボード記録はもう少し続きます。

スターチス越しのオートバイ虚弱体質で乗車見送り★21年目のビラーゴ前のページ

キックスクーターに貼られたレトロステッカー【アイドルHC特殊】次のページアイドルHC特殊ステッカー

関連記事

  1. 白い野良猫

    ペダル付きキックボード(NITRO Kick scooter)

    【キックスクーター散歩】野良猫たちの癒し効果は絶大

    2018年6月上旬、修理して復活したキックスクーターと自撮りす…

  2. キックスクーター ペダル
  3. キックスクーターと水田

    ペダル付きキックボード(NITRO Kick scooter)

    珍車が繋いだ縁【キックスクーター修理】

    2018年6月上旬、キックスクーターを購入したと思われる自転車屋さんで…

  4. 茶畑とkick scooter

    ペダル付きキックボード(NITRO Kick scooter)

    【キックスクーター】復活は呆気なく終了

    2014年6月初旬、人生初のものもらいを目に出来たニキビとみなし、かつ…

  5. キックスクーターと水田

    ペダル付きキックボード(NITRO Kick scooter)

    バイク乗車代わりにキックスクーターで水田沿いを散策

    2014年4月に風邪をひき、翌月は長引く咳でビラーゴ250への二人乗り…

  6. インパチェンスとキックスクーター

    ペダル付きキックボード(NITRO Kick scooter)

    【夏散歩】キックスクーターで探す〇〇らしさ

    2018年5月上旬、久々にキックスクーターに乗ろうとしたらペダルが壊れ…

最近の記事
  1. 路肩に咲くガクアジサイと黒いYAMAHA SR125のバイク。 花はすでに終盤で色褪せているが、緑の中に淡い紫がわずかに残っている。 バイクは引き構図で静かに佇み、季節の終わりを見届けているような一枚
  2. 赤紫に色づいた紫陽花が手前と奥に咲き、その隙間からSR125が静かに立つ。空は晴れ、紫陽花はやや枯れかけだが、色彩の強さとバイクの対比が印象的
  3. 青紫の紫陽花を大きく手前に写し込み、その奥にバイクに跨った人物が後ろ姿で佇む構図。人物は青紫のパンツと黒のアロハシャツを着用し、紫陽花の色と調和するような演出が印象的
  4. 鶴とイチョウ柄のアロハシャツ。開封直後のたたまれた状態で、タグが付いたまま撮影されている。2024年購入、黒地に白い鶴と紫のイチョウが描かれている
アーカイブ
6月の人気記事
  1. パッド付ひざ用サポーター
  2. ヘバーデン結節
  3. 鶴とイチョウ柄のアロハシャツ。開封直後のたたまれた状態で、タグが付いたまま撮影されている。2024年購入、黒地に白い鶴と紫のイチョウが描かれている
  4. 青紫の紫陽花を大きく手前に写し込み、その奥にバイクに跨った人物が後ろ姿で佇む構図。人物は青紫のパンツと黒のアロハシャツを着用し、紫陽花の色と調和するような演出が印象的
  5. SR125 チェーンとスプロケット
  1. 橋梁を通過する貨物列車とオートバイ

    SR125/2021年

    【橋梁】お散歩ツーリング
  2. オートバイと飛行機のある風景

    SR125/2017年

    飛行機を待ちわびて【静岡空港 進入灯】☆YAMAHA SR125
  3. レンガアーチとオートバイ

    SR125/2020年

    【レンガアーチ】小さな橋梁と、バイク写真撮影
  4. SR125と赤い実

    SR125/2017年

    赤い実とバイク【紅葉からXmasへ】☆YAMAHA SR125
  5. 茶畑の洞穴とオートバイ

    SR125/2018年

    洞穴とバイクのある風景☆YAMAHA SR125
PAGE TOP