2018年6月上旬、キックスクーターを購入したと思われる自転車屋さんで修理拒否をされた前回の続きです。
店主の奥さんから他の自転車屋さんではないかと言われ、近くにあった別の自転車屋さんにアポなし訪問する展開となりました。
救われた一言
次に向かった自転車屋さんですが、自分でも明らかに「ここでは絶対に買っていない。。。」と確信。
でもここまで来たら話だけでもと思い、持参したキックスクーターを見せて「過去に商品として扱った記憶はありますか?」て聞いたら案の定返事は「ない。」でした。
ペダルが壊れている事を伝えたら、「そういう(乗り物)は修理するように作られていない。」との冷やかな返答。
やっぱりダメかな。。。と思った時、ボソッと「完全には直らないけど見ようか?」とのお言葉が。
玩具的なキックスクーターは実用的な自転車とは異なるため、近距離をちょっと走れる程度の修理だったら請け負うよ、という意味での完全には直らないという事でしたが、最初の自転車屋さんで修理拒否&他店購入の珍車を持ち込んでいた私には大変ありがたい言葉でした。
それならば。。。と思い、「タイヤもヒビだらけなので修理ついでに交換したい。」と持ちかけたところ、店主のやる気が一気に上がったようでした。
商談成立
壊れたペダルの修理は後輪をバラす必要があるらしく、それだけの作業だとぶっちゃけ面倒だったのかな。
たぶん中央部分をバラすんだよね。。。
タイヤ交換はバラさないと出来ないらしく、修理をする店主からすれば、同時にタイヤ交換も行った方が作業に無駄がなくなるとの事で、すぐさまキックスクーターと同じ14インチのタイヤを店の奥から持ってきてくれました。
色々と話をしている内に店主がキックスクーターの原型とも言えるローラースルーゴーゴーを孫が遊べるように倉庫で保管中だったり、過去にローラースルーゴーゴーを何度も修理したことがあるベテランだという事が判明。
これはもうキックスクーターの修理を任せるしかないと思い、キックスクーターを自転車屋さんに託してその日は帰宅いたしました。
修理進捗
【初日】
伺った日の夕方、やはりペダルはバラさないと修理不可との連絡がありました。
「バラせば確実に直る?」と聞いたら、「直る!」との即答だったので、そのままタイヤ交換を含めた修理をお願いしました。
【2日後】
お昼時に修理完了との連絡があり、さっそく午後に引取りに行きました。
早く直してくれて感激です♪
珍車好き同士の楽しいひと時
変わった乗り物が大好きで、私のキックスクーターも興味本位で直したと言った店主が自慢の珍車を引っ張り出して見せてくれました。
その珍車とはパナソニック【ロデオ】という自転車で、現在は販売されていない過去の代物であります。
お店の駐車場で「乗れるもんなら乗ってみろ!」と挑発されて挑戦したものの、転倒して怪我をしそうな勢いですぐさま降参。
ハンドルがグニャグニャしてバランスを取るのが難しく、私はサドルに座ってもペダルを漕ぎだすことすら出来ずに終わりましたが、持ち主である店主は乗りこなしており、ちょっと悔しさを覚えた次第であります。
「乗れるもんなら乗ってみろ!」は【ロデオ】のキャッチフレーズだったらしく、初級(黄色)・中級(赤色)・上級(黒色)と3種類が色分けで存在し、上級になるほど乗車が難しくなるらしく。
初級すら乗れなかった事は残念でしたが、直ぐに乗車出来る人はなかなか居ないらしいので良い体験となりました。
なんかひっさしぶりに童心に戻ったようなひと時を過ごさせてもらい、僅かな時間でしたが猛烈に楽しかったです。
キックスクーターの修理明細
前回の記事でも記載した通り、修理に出す前に予算の上限を1万5千円くらいと決めていたので、ほぼ予算通りの修理費を支払いました。
タイヤ交換を含めない後輪をバラすだけの修理だと4500円ですが、タイヤ交換を含めた事で前後のタイヤ代1万2千円プラス工賃2千円で1万4千円となり、税込で15120円となりました。
タイヤは頼んだものより2千円安い方もありましたが、せっかくなので良い方のタイヤを選んでみました。
安い方のタイヤを選べば1万3千円程の修理費となりますが、個人店なので大体の目安として見て頂けたらと思います。