2022年8月、長野県上田市にある【別所温泉 旅館 花屋】に2連泊したレポートです。
信州割プラン(2022年9月末迄)を利用してお得に宿泊することができました!
宿泊した部屋は、2~3名用の本館和室です。
本館は全ての部屋が登録有形文化財に指定されており、旅館全体の雰囲気や豪華さに圧倒されることが多かったです。
今回は、チェックインを含めた本館和室の様子をメインとしたレポートとなります。
宿泊前に知っていれば、スムーズに対応できそうなポイントを書き留めてみました。
まずはチェックインから!
車は駐車場係にお任せ
ルノーが3台並んでいるのは駐車場係が面白がって停めたのかは謎
旅館の駐車スペースがそれほど広くないせいか、到着と同時にスタッフが出てきて車を預けるスタイルでした。
そのため、車から荷物をすぐに下ろせるようにしておく方がスムーズです。
チェックインはロビーにて
入り口では、スタッフがお辞儀をして待ち構えてくれており、びっくりして段差でずっこけそうになりました。
きっちり並べられたスリッパや館内の重厚な雰囲気に圧倒される!
ロビーは夜も素敵でした♪
本館51番に宿泊
宿泊した部屋は2階の51番でした。
室内にあった見取り図を見ると、小さなお部屋のように感じられますが。。。
狭さはまったく感じられず、大人2名では十分な広さでした。
ちなみに左隣は人気客室の本館21番でした。
そのおかげか、宿自慢の渡り廊下を部屋から出入りするたびに堪能することができました。
階段正面が本館21番で、右側の明かりが付いている部屋が51番となります。
渡り廊下と階段の上り下りが、毎回新鮮に感じた本館51番での宿泊でした。
総評としては宿泊して良かったと思えたお部屋でしたが、古い建物ゆえにちょっと気になる点もあったので、4つほど書き留めてみました。
①室内は暗かった
客室の細工やレトロな調度品は素敵でしたが、室内は思いのほか暗かったです。
そのため、テーブルに用意された銘菓 みすゞ飴の小さな文字が見えませんでした。
読書するなら昼間の広縁がいいですね。
②広縁からの眺望
カーテン越しの青空と木々の緑が綺麗でした!
広縁からは、木と電線と露天風呂に行く通路が少し見えました。
眺望はイマイチでしたが、昼間はミンミンゼミの鳴き声が夏らしさを感じられて心地よかったです。
緑のおかげか、静かで落ち着きのある部屋でした。
③洗面所やアメニティ
広縁の右端に洗面所(ハンドソープとペーパータオル)、左端にトイレと冷蔵庫がありました。
洗面所付近は過去の名残か、近付くと床が傾いている感覚がありました。
蛇口は水とお湯がそれぞれあるため、寒い時期の洗顔はちょっと不便かも。
アメニティは最低限なので、愛用の歯ブラシやスキンケア類・シャワーキャップは持参した方が快適に過ごせそうかと思いました。
室内にドライヤーはないため、使いたい場合はフロントに黒電話をかければ貸し出してくれます。
久々のダイヤルは新鮮でしたよ!
④隣室の話し声が響く
隣室の話し声がけっこう響いてきました。
自分たちの話し声も響いていたのかな?(会話のない夫婦だけど。。。)
早く寝たい時は耳栓があった方がいいですね。
木造の古い建物なので声が響くのは仕方ないですが、気になる方は離れや静かな客室を選んだ方が良いかもしれません。
お部屋のタイプは豊富です。
⇒旅館 花屋 施設紹介
本館に連泊した感想
良かった点(客室)
・部屋は広かった
・部屋から大理石風呂までが近い
・夏だけど冷房なしで寝られる快適さ
渡り廊下の向かいが大理石風呂だったので、部屋から近くて便利でした。
加えて、部屋を行き来する渡り廊下がとにかく素敵で通るたびに癒されました。
時期が中途半端でこれといった植物の見どころはなかったですが、3日間とも天気が異なったせいか、日によって中庭の様子が微妙に異なり、季節や天気の移ろいをダイレクトに感じられて良かったです。
ただ冬場は寒そうなので、気持ちよく渡るには夏が最適なのかな。
夜間は冷房要らずで、私の生活している静岡県のべったりした暑さがなかったことも印象深かったです。
離れや露天風呂付き客室が人気のようですが、本館のスタンダードなお部屋も十分な内容でした。
風呂や食事について
良かった点
・硫黄泉が心地良い
・食事は日によって場所や内容が異なる
・食事会場の雰囲気が良かった
スタンダードな本館だと、食事会場は食堂かダイニングとなります。
宿泊する部屋によって、食事場所も違ってくるようです。
基本的に本館和室は食堂もしくはダイニング。
離れや露天風呂付き客室は部屋食や個室といったところかな。
食事とお風呂については別記事にてまとめてみました。
おまけ
その他の印象的だった廊下や客室などです。
チェックイン直後は館内に慣れておらず迷ってしまいました。
奥へ向かうほど細かい階段や段差が多く、足が不自由だと移動がたいへんに感じたりもしました。
以上、別所温泉 旅館 花屋の本館客室のレポートでした。