2018年5月19日、長年所有していたビーチクルーザーとお別れする前に最後の記念撮影を楽しみました。
最後の撮影テーマは「ビーチクルーザーと自撮り」。
ビーチクルーザーの記念写真は過去に少しばかり撮ったものの、乗り手である私が写ったものは1枚もなかったので、お別れ前の一人儀式として茶畑に囲まれた僻地でこっそり且つ大胆にプレイ。
そんな理由で今回の写真は、いちいち乗り手であるわたくしが入り込んでいるので悪しからず。。。
ラストランで感じた事
ほとんど放置状態で1年に1回程度しか乗らなかったビーチクルーザーでしたが、「これで見納めか。。。」と思うとフレームあたりの曲線ラインが相変わらずスタイリッシュに思えて心がキュンキュンしてしまい「やっぱり手元に置いておきたい!」と手放す決心が揺らいでしまいましたが。。。
OLYMPUS E-M5 / BCL-0980(9mm F8.0 Fisheye) / ラフモノクロームⅡ
写真を撮るため僻地へ向かっている最中、ビーチクルーザーを漕ぐのがあまりにも辛く、先ほど感じた愛おしさはすぐさま吹っ飛びました。
走った道はかなり緩やかな坂道で、普通に歩いている分には傾斜は分からず、自転車をこいで初めて「密かに上り坂ぢゃん!」と気付くような道でした。
少々癖のある動きをするビーチクルーザーでの坂道乗車は体力が衰えた40代には辛すぎて、電動アシスト自転車が多い現在、時流に合わない乗り物に感じてしまい。。。
三十路前までは脚力・体力もあったせいか今回ほど辛さを感じたことはなかったのですが、乗り手である私の旬が過ぎ去っていた事をつくづく感じさせられたラストランでした。
<ビーチクルーザーでもルマン式スタート>
OLYMPUS E-M5 / BCL-0980(9mm F8.0 Fisheye) / ラフモノクロームⅡ
ビーチクルーザーとのお別れ理由
一言で言うと断捨離になるのかな。
実家に置きっ放しの私物が案外多いことに気付き、今更ながらにお片づけ。
バイク保管庫にはビーチクルーザーを置けるスペースはなく、乗車も体力的に辛いし、現在はSR125で精一杯で無くてもいいかな。。。と判断。
一時はバイク乗車が出来なくなったらビーチクルーザーに乗ろうかと思っていた時期もありましたが、ほんの僅かな上り坂を走っただけで息切れしている自分には、エンジン動力で簡単に走れるオートバイの方が断然楽しく感じたり。
<距離感のある手のひらと太陽>
OLYMPUS E-M5 / BCL-0980(9mm F8.0 Fisheye) / ポップアート
本当は手のひらと太陽の位置を合わせたかったのですが、どうにも無理だったので最後は諦めました。
記念撮影の行き着くところ
誰もいないのを良い事に思いつくまま撮ってみたのですが、やはり最終的には乗車姿を撮りたく挑戦してみました。
OLYMPUS E-M5 / BCL-0980(9mm F8.0 Fisheye) / ドラマチックトーン
セルフタイマー12秒の全力写真です。
写真に収まる範囲を狙うので、二輪車教習の一本橋のような感覚でカメラの前を超低速で進みます。
ビーチクルーザーは漕ぎ出しに脚力が要るため猫背気味になってしまうのですが、そんな写真はめちゃくちゃオバサン丸出しなので封印!
12秒のセルフタイマー撮影は量産出来ないので上の写真が精一杯でしたが、自分が出来る範囲の最善を尽くしたつもりなので良しとします。
さよなら&ありがとうのビーチクルーザー
2日後、リサイクルショップに託した事で、完全に私の元から離れていったビーチクルーザー。
<ビーチクルーザーと握手>
OLYMPUS E-M5 / BCL-0980(9mm F8.0 Fisheye) / ポップアート
放置期間の方が長かったけど、最後に一緒に写真が撮れて良かったと思います。
前車のビラーゴ以上にビーチクルーザーには乗車しませんでしたが、SR125は同じような運命にならないよう可愛がりたいと思いました。
以上、ビーチクルーザーの記録でした。