数年前から藤の花とのバイク写真撮影に憧れていましたが、藤の花が咲く頃ってゴールデンウィーク前後が多く、その時期に旅行へ行くことが多かった自分にはタイミングが合わないテーマでありました。
2020年はゴールデンウィーク期間の旅行も中止になったため、SR125の給油ついでに藤の花を期待して近場の里山に出掛けたところ、公園の小さな藤棚と里山の藤の花を見ることが出来ました。
今回は初挑戦となる藤の花とのバイク写真撮影において、苦戦した点・里山の藤と観賞用の藤棚を撮影しての簡単な比較・次回に向けての注意点を書き留めてみました。
鯉のぼりとタケノコとのバイク写真撮影を楽しんだ前回の続編となります。
⇒里山でバイク写真撮影☆鯉のぼり&タケノコ編
まずは里山の藤の花から。
➀里山の藤の花とのバイク写真撮影
初挑戦だったこともありますが、里山の藤の花とのバイク写真撮影は非常に難しく感じました。
最初はバイクと一緒に写真撮影出来る場所探しですが、今回は運良くスペースのある道沿いにて挑戦することが出来ました。
ただ時おり車が通過するため、完全なる安全地帯とは言えず、落ち着かない写真撮影となりました。
次なる難関として、この日は天気が良かったこともあり、液晶に映る藤の花の紫色が非常に見辛く、写真を撮っても紫色が撮れているのかがよく分かりませんでした。老眼のせいもあるのかな。。。
バイク乗車用のカメラはコンパクトさ重視でファインダーのないミラーレスを使用しております。
液晶で確認しながらの撮影となるため、緑の中の紫色は本当に見辛く、勘に頼るような感じでありました。
そんなんで、私の数少ない浅い引き出しによる写真撮影法をいくつか試してみました。
色合いを濃くしたり、薄くしたり、アートフィルターに頼ったり、引いて撮るか、もしくは寄って撮るかのどれかなんですが、里山の藤の花については何をしてもどうにもなりませんでした。
最新のスマホカメラだったら、上記のような作業をしなくても遥かに美しい写真が撮れそうかと思うと落胆してしまい。
最初はせっかくバイク乗車するなら、手入れされた藤棚に行くよりも野生の藤を探す方が楽しそうかと思ってましたが、実際にバイクと一緒に写真撮影となると、バイクの停車位置や花との距離が合わないと難しく感じました。
山に咲く藤の花って遠くから見ても美しいけど、写真で撮るなら「かんざし」みたいに房が垂れ下がったところを撮りたいと思ってしまい、今回の距離感は自分にはどうにもなりませんでした。
藤の花との出逢いや写真撮影が少ない経験不足も大きいかもしれません。
来年のゴールデンウィークは旅行に行けることを期待したいですが、もしまた同じ時期にバイク乗車出来るなら、今回訪れた場所は再訪したいと思っております。
写真を撮っていたら、近くに住むおばあさんに話しかけられ。
会話はあまり噛み合わなかった記憶ですが、藤の花の美しさについては分かりあえ、昔はもっと野生の藤の花が豊富だったこと、藤の花をわざわざ見に来る方がいること、藤の花と桜の共演が楽しめるなどの情報を教えてもらいました。
個人的には藤の花と桜の共演が気になり、おばあさんが教えてくれた辺りを確認したところ、桜の花がまだ僅かに残っており、タイミング次第では共演も可能かもしれないという期待が湧きました。
会話しているうちに、藤の花近くのスペースはおばあさんのお家の敷地ということが判明し、そのスペースでのバイク停車の許可をもらい、写真撮影・第2ラウンドも頑張ってみたのですが、場所を変えても難しさは変わりませんでした。
人様の敷地にて
せっかくのご厚意が活用できずに残念で、いつかこの悔しさを挽回出来たらと感じた藤の花とのバイク写真撮影➀でした。
➁公園の藤棚とのバイク写真撮影
藤棚って徒歩で観賞するイメージがあり、バイクで入り込むなんて高い確率で無理だと思っていたところ、小さな公園の藤棚を発見。
公園なので無料だし、バイクで藤棚の近くまで行けたことはラッキーでした。
ただステイホーム期間中だったため、小さな公園といえども思いのほか賑わっておりました。
普段ならそのままスルーしちゃうところですが、今回は藤の花とのバイク写真撮影という目的のため、子どもたちが帰宅するのを待ってみたのですが、夕方になっても一向に帰る様子はないし、なぜか次々と車が公園にやって来る!
バイクと藤の花との自撮りを企んでいましたが、さすがに子どもたちの前では恥ずかしくて諦めました。
藤棚は観賞用とあってか、里山の藤の花よりは写真が撮りやすかった印象です。
個人的には藤棚の下にバイク停車出来たら最高かも。。。なんて思いましたが、場所的に無理だったので近くに停車させるのが精一杯でした。
メジャーな藤棚はバイク乗車しながらの観賞は無理そうですが、マイナーな藤棚ならば、バイクとの写真撮影も充分可能で狙い目かと思いました。
子どもたちがいたおかげで、普段なら撮れないようなバイク写真が撮れました。
おわりに
初挑戦だった藤の花とのバイク写真撮影について、私なりに感じたポイントはただ一つ。
- バイクと藤の花を撮るならば、マイナーな藤棚が最強
里山の藤よりも、バイクで近付ける藤棚の方が写真を撮りやすいと思いました。
藤棚は観賞用なので、藤の花らしさである垂れ下がった房の感じを存分に味わえると思います。
可能ならば藤棚の下にバイクごと入っちゃうのが理想ですが、そのような場所があればの話なので、いつの日か出逢えることを願うしかありません。
里山の藤とのバイク写真は難易度が高そうですが、撮影場所やバイク停車位置に恵まれれば何とか頑張れるかもしれません。