紅葉の定山渓旅行でレンズボールを使ったレビューと楽しみ方を書き留めてみました。
旅のルートや定山渓温泉での宿泊先、オススメ紅葉スポットについては以下の記事にて紹介済みです。
旅行前にレンズボールを買ってみた
旅行1週間前、ネット閲覧中にレンズボールを使って撮影した写真が偶然目に留まりました。
私はSNSとは無縁の生活なので、インスタ映えアイテムとしてレンズボールが使われている事を今更ながら知りました。
レンズボールは特にイルミネーションで幻想的な威力を発揮するところに興味を持ち、定山渓温泉で開催されていた「定山渓ネイチャールミナリエ」で試してみようと慌てて購入した次第であります。
レンズボールのサイズについては60mmが推奨されていたので、品質も良さそうなMerryNine製を選んでみました。
私は送料無料にしたくてポーチ付きの物を選んでみましたが、台座付きの方が便利だと思います。
ちなみにポーチ付きは2020年9月現在では発売されていませんが、コンデジ(RICOH GRⅡ)がぴったり収まるサイズでした。
自分のオリンパスのミラーレスで試したところ、ボディキャップレンズ、もしくは17mmのパンケーキレンズが精一杯といったところでした。軍艦部のあるOM-Dだと何とか入るけど無理がありました。
ポーチ自体はファスナーも滑らかで、バッテリーも入れられるポケットもあるので、コンデジ入れとして使用するには適していると思いました。
レンズボールを試してみた
定山渓ネイチャールミナリエにて、レンズボールを使用したイルミネーション撮影に挑戦。使用したカメラはオリンパスのミラーレスです。
17mmパンケーキレンズ
SIGMA 30mmレンズ
レンズは共に単焦点でf値は2.8のリーズナブルな部類となります。今回はカメラおまかせモードのiAUTOに頼りました。
レンズボールを持ってカメラも片手で構えるので、両方とも少しでも軽いほうが撮りやすいです。レンズボールは意外とずっしり感があるので、あと1cm小さくても良かったかと感じたり。
コンパクトなミラーレスのPENでも、PL-6以降だとそこそこ重みがあるので初期の物のほうが持っている分には腕の疲れは少ないのでは。。。と感じました。
個人的には普段のバイク写真撮影で愛用しているSIGMA30mmの方が撮りやすく感じたけど、撮るものによっては17mmの方が見栄え良く感じたりもしました。
レンズボールの楽しみ方
イルミネーション撮影での小道具はもちろん、個人的に楽しめた点を5つ書き留めてみました。
➀失敗しても幻想的!
もはや何を撮っているのか不明ですが、何となく幻想的な写真が量産されて楽しかったです。
➁プロジェクションマッピングを狙っても素敵!
プロジェクションマッピングって目で見ると綺麗で幻想的なんだけど、写真で撮ると興ざめするような1枚になってしまうのは私だけ?レンズボールを通すと自分の見た光景とは異なる一部を切り取ることが出来ました。
➂夜景と内装の美しいレストラン等でも使える!
イルミと似た条件で、内装と夜景の美しいレストラン等でも活用できると思います。
写真は「章月グランドホテル」のラウンジからの夜景です。こちらのラウンジでは時間帯によってケーキやアルコールを含めたドリンク類、ミニラーメンや蜂蜜バイキングのサービスがありました。客室からの夜景も美しい立派なホテルでありました。
【章月グランドホテル】
参照サイト:じゃらんnet、楽天トラベル
➃渋滞するバス内での時間つぶしに使えた!
絶好の紅葉日和だったため、定山渓周辺を観光する「紅葉かっぱバス」や「豊平峡ダムライナー」では渋滞にハマりました。レンズボールが届いたのが旅行前日だった事もあり、渋滞して動かないバスの中でレンズボールの練習に没頭。
➄初回限定のお楽しみ!
とにかく練習する時間がなかったので、ちょっとした夜景もレンズボールのターゲットに格上げ。使い始め限定かもしれませんが、なんでもない夜景すらもレンズボールを通すと幻想的に感じました。
写真は「ベストウェスタン プラスホテルフィーノ千歳」の客室からの眺望です。
自宅以上に寛げた使い勝手の良い部屋でした。
朝食も種類豊富で美味しかったですが、駐車場が先着順のため遅めのチェックインだと空いておらず、少し離れた場所に行くことになります。当日は雨だったのでちょっと不便に感じた次第であります。
利用したプランは以下となります。(じゃらんnetで予約)
宿泊プラン:【スタンダード】駅近の好立地!観光やビジネスの拠点に♪/朝食付
部屋タイプ:【禁煙】ジャパニーズスタイルツイン34.22㎡
参照サイト:じゃらんnet、楽天トラベル
レンズボールの注意点
実際にレンズボールを使った際のヒヤリ・ハット事例2点を書き留めてみました。
➀レンズボールで根性焼き!?
定山渓大橋「緑の女神」
取説にも記載されておりますが、レンズボールは集光効果があるため、日光の下で使用するには角度に要注意です。
冒頭写真は定山渓の錦橋で撮ったものですが、反対側の向きで試したら一瞬のうちに手の一部分が熱くなりハッとしました。その熱さは水道水を直ぐにでも当てたい程でありました。
防寒と日よけを兼ねた黒いアームカバーも悪かったかもしれませんが、空にレンズボールをかざした瞬間に熱くなり、「根性焼きってこんな感じ?」なんて連想してしまうような痛みを感じる熱さでした。
その後は一点集中で熱さを感じた部分がしばらくヒリヒリしてしまい、痛みに弱い自分は晴天時でのレンズボール使用にすっかり消極的になってしまった次第であります。
➁昼間は手の粗が露わに!
これはヒヤリ・ハットには含まれない項目かもですが、昼間は画面に写る自分の手のシワやシミなどが気になり、そういう粗を隠すことにも精一杯でした。レンズボールを持っていると手がどうしても写ってしまうので、逆手に取ってネイルや指輪の映りこみも含めて楽しんでしまうのもありかと感じました。
写真は「旬の御宿まつの湯」の敷地内です。立ち寄り湯もあるので紅葉時は温泉がてら散策するのも良いかもです。
【旬の御宿まつの湯】
参照サイト:じゃらんnet
レンズボールの総評と今後の使いみち
最初は使いこなせるか不安でしたが、今回の旅行時では持参して良かったと思います。
レンズボールをメインに写真を撮ることはなかったですが、持参していると写真撮影時での気分転換には大いに役立ちました。夜景では失敗しても幻想的な写真が撮れてしまうのも楽しかったです。
小さいながらも手荷物が増えるという欠点はありますが、イルミネーションや夜景自慢の内装の美しい施設へ行く際は、レンズボールがあると写真撮影の楽しさが広がると思いました。
ちなみに台座代わりに私が選んだものは、ドラッグストアなどで販売されているコイル状の黒ゴムです。
軽くて嵩張らないので、レンズボールのポーチと一緒に忍ばせております。