2020年12月11日、今年最後の渾身の自撮りとも言える、アロエの花とSR125のバイク写真に挑んでみました。
自撮りというと、自分の顔をより良く見せるかだったり、愛車と自分をいかに格好良く見せるかが主流だと思いますが、この日私が求めたのは、自分が風景にどれだけ溶け込めるかをテーマにしてみました。
今回は風景に溶け込む以前に、三脚を立てる場所がなかなか決まらず、冒頭写真の1枚を撮るまでに随分と苦戦したことや、実際にアロエの花を入れたバイク写真撮影を試して感じたことを書き留めてみました。
狙えば狙うほど見失う撮影ポイント
2020年3月 枯れたアロエの花とSR125
ずっと前からアロエとのバイク写真を撮りたいと思っており、春に自生しているアロエを発見した時は、花が咲く冬に必ず訪れようと楽しみにしておりました。
そして冬が訪れ、ついに憧れのアロエの花とのバイク写真に挑もうと思ったものの。。。
春に撮ったような、お花とバイクだけの写真では物足りなく思い、バイクの乗り手である自分も加わることにしてみました。
前月に購入した小型三脚があれば簡単に撮れるかと思ったのですが、高さが合わなかったり、設置場所が決まらなかったりで思いのほか苦戦しました。
撮影候補だった1つ
この位置からもう少し引いた感じで撮りたかったけど難しくて断念
三脚の設置場所は、畑なので軽トラが来た時に邪魔にならないことが第一条件ですが、少しずれると民家や工場が入ってしまったり、進行方向直前の道が大きく陥没していたりと、ピンポイントな撮影位置を探し出すまでに物凄く時間を要してしまいました。
手持ちでカメラを構えるような自由さがなくなるので当然なのですが、この日はアロエの花とバイクを狙えば狙うほど遠ざかっていくような感覚があり、途中で何度も諦めそうになりました。
三脚の高さは脚を最長にしても最短にしても合わなかったため、最終的には非推奨な脚を1段階だけ伸ばした状態で良しとしました。
小型三脚はまだ使い慣れていないせいか、設置して撮影するまで時間が掛かってしまうのが今後の課題であります。
携帯性重視で購入した小型三脚については以下の記事にて紹介済みです。
アロエの間に入りたい
偶然にも、アロエのお花の間にバイクが収まりました。液晶で確認した時は嬉しかった!
ぢつは別のカメラ位置でも走行写真を試してますが、アロエや他の野草と自分が重なってしまったり、ピントを手前のアロエに合わせてしまったりと失敗が続いておりました。
でも三脚の設置場所さえ決まれば、あとはカメラや運に任せるだけであります。もう一つはひたすら自分が動くことかな。。。
この日はセルフタイマーではコマ数が足りなかったので、インターバル撮影を利用しました。
カメラとレンズは以下の通りです。
OLYMPUS OM-D E-M10 Mark Ⅲ / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
ようやく小型三脚と普段使っている望遠レンズを使用したセルフ撮影を楽しめました。
カメラも古い機種ではインターバル撮影やカスタムセルフタイマー機能がなかったため、型落ちながらも買い替えてからは自撮りが楽しめるようになりました。
カメラについては後日、私の買い物記録を兼ねたオリンパス履歴として記事にしてみたいと思います。
おわりに
久々に執念深く挑んだセルフ撮影でしたが、やり終えた後はもっと違うシーンも撮ってみたいと感じました。
今までは季節の風景とバイクだけの写真がほとんどでしたが、セルフ撮影に便利なカメラ機能が備わった機種や小型三脚を手に入れたことで、バイク写真の幅が広がった気がしました。
自撮りって他人からすると「ナルシスト」だとかちょっと冷めた目で見られがちですが、私は将来消えゆくであろうと思うオートバイを、自分が大好きな風景と一緒に残しておきたいという思いで撮っております。
通年のテーマである季節のバイク写真も、今後は自分撮りバージョンも含めて楽しんでいけたらと思います。