2021年8月27日、SR125で朝活ツーリングを楽しみました。
今回は、夏の朝活フォトツーリングにおける感想や失敗談について書き留めてみました。
初めての朝活
ぢつは、初めての朝活ツーリングでした。
夏のバイク乗車は暑くて熱中症の危険があります。
走っている最中はまだ良いですが、停車した時や乗車途中での写真撮影時は、汗の出が半端ないほど暑いです。
そのため、特に暑さの厳しい昼間を避け、朝の涼しいうちに乗ってしまおうというプランは、バイク乗りなら誰しも考えたことがあると思います。
毎年、朝活ツーリングを妄想しながらも、私は20年以上実行しないまま年を重ねてしまいました。
もともと早起きは苦手なうえに、長年の悪しき生活習慣で、朝活ツーリングなんて自分には別次元の世界かと感じることもありました。
でも今回、初めて朝活ツーリングを実行して感じたことは、最高に気持ち良く、初回に関してはもっと早く起きれば良かった!と後悔するほどでありました。
もし過去に戻れるならば、朝活ツーリングに憧れながらも、布団の中でもじもじしていた自分に伝えたい。
「今すぐ布団から出てバイクに乗れ!」
8月のバイク写真を撮りたくて
朝活ツーリングの最大の目的は、趣味のバイク写真撮影です。
SR125を所有してからの8月は、暑さでバイク乗車しなかったという年がほとんどですが、今年は注文したバッテリー待ちや体調不良でバイク散歩頻度が激減。
加えて2021年の8月は長雨が続きました。
このままでは夏のバイク写真撮影が物足りない!と感じ、朝活ツーリングに至りました。
天気予報をチェックすると、朝の9時台では既に気温が30度超え。
小物も揃え、撮りたいバイク写真イメージや撮影場所もなんとなく出来上がっていたので、気温が上がる9時前に勝負をかけて出発です。
起床は5時。
バイクは自宅から離れた場所にあるため、バイクで出発したのは6時半過ぎくらいかな。
もっと早くてもよかったと思いましたが、あまりにも早いと近所迷惑な点もあるので、現時点ではせいぜい30分ほど早いくらいが限界かも。
隙がない漁港
海につながる川にて
暦の上では秋だけど、今回のバイク写真テーマは夏!
海でのバイク写真を求め、久々に漁港に向かったのですが、コロナ対策で入り込む余地がありませんでした。
漁港って屋外で敷地も広く、釣り人や車で休憩している人がのんびり過ごしている印象ですが、敷地内はロープだらけで、まるで結界がはられているようでした。
漁港でのバイク写真撮影は諦め、別の海へ向かったものの、やはり工事車両以外は入り込む余地はなく、バイクと一緒に写真撮影できそうな場所も見つけ出せませんでした。
涼しいうちに写真撮影を済ませる計画が、場所探しに奔走する展開になってしまいました。
いつもの散歩道で朝顔に出逢う
漁港でのバイク写真撮影が目的でしたが、場所探しから始まるバイク散歩に逆戻りです。
気温は徐々に上がり始め、屋外でのバイク写真撮影に焦りを感じ始めていた時、いつもの散歩道で朝顔に遭遇。
私の到達時間が遅かったせいか、既にほとんどのお花が萎れていました。
でも、夏の名残を求めていた私にとって、朝顔は最高の被写体!
時計は9時10分前。
停車すると既に暑く、時間も限られているため、朝顔とのバイク写真撮影に挑戦です。
サイクリストに笑われて
「ふへっ」
朝顔とバイクとのベストポジションを探っている途中、サイクリストの男性が笑いながら通過していきました。
上記のような反応はよくあることで、笑われる理由もわかる気がします。
あえて写真を撮るような場所ではないし、朝顔も萎れています。
でもこれこそが、私の芸風とも言えるフォトツーリングなので気にせず続行です。
「暑い、猛烈に暑い!!」
民家の存在や工事案内の看板が、私のバイク写真撮影を阻みます。
涼しかった時間帯を場所探しに費やしてしまったのは痛かったですが、おかげで以前から憧れていた朝顔とのバイク写真撮影が叶ったことは、朝活ならではだと思います。
出遅れたバイク写真撮影
前日のテレビで見た天気予報では、日中のアスファルトの温度を測定し、熱中症への注意喚起が促されていました。
テレビでのアスファルトの温度は50℃超えだったかな。
朝の9時頃だったので50℃まではいかないと思いますが、なんとかバイク写真を収めようと地面に座り込んだ時、サウナのような熱気を感じました。
思わず「う゛っ」と声が出そうになりましたが、座り込んでの写真撮影は心優しい方から心配されて声をかけられてしまいそうなのですぐに却下。
夏の屋外で、低い位置に三脚を設置する作業は暑さと体力消耗が激しく、愛用のミラーレスでの撮影は断念しました。
新しく購入した三脚も試したかったのですが、暑さで取り出す余裕すらありませんでした。
おわりに
撃沈バイク写真
朝活ツーリングの最大の目的だった写真撮影は、出遅れ且つ撃沈感が否めません。
場所探しに時間を取られ、写真はあまり撮れませんでした。
それでも朝露が輝く静かで涼しい時間帯に走るのは最高に気持ち良く、早起きが苦手な自分が「もっと早く起きたい!」と感じるほどでありました。
涼しい時間帯は数時間と限りがあるため、フォトツーリングの場合はあらかじめ場所やイメージを決めておいたほうがスムーズです。
でも今回のように計画通りにいかないこともあるので、昼間のお散歩ツーリングのように、その時間帯ならではの撮影ポイントを見つけて覚えておくのが良さそうかと思いました。
そのためには、もっと朝活の回数を重ねることが必要です。
暑さに限界を感じ、10時前には帰宅。
その後の時間も有効に使え、写真撮影は不完全燃焼ながらも充実した1日でした。