2019年8月中旬、4泊5日で北海道空知地方の炭鉱遺産めぐりをした2日目の旅行記となります。
2日目は炭鉱遺産めぐりは一旦お休みし、新十津川から増毛に移動。
今回は新十津川から増毛へ向かうドライブルート、宿泊先の「オーベルジュましけ」について書き留めてみました。
新十津川駅を観光した前回の続きとなります。
炭鉱遺産めぐり途中2日目のルート
北海道旅行2日目のルートは以下の通りです。
A:グリーンパークしんとつかわ
B:新十津川駅
C:金滴酒造
D:オーベルジュましけ
B、Cは立ち寄った場所で、A、Dは宿泊先となります。
今回の記事はC~D間のルートがメインとなります。
新十津川から増毛へ
国道451号⇒231号(オロロンライン)を走りました。今回の北海道旅行で、いちばん印象に残ったドライブルートでした。
国道451号にて
最初は稲や蕎麦畑が広がるのどかな風景に癒され、その景観が途中で山道に変わり、231号が近付くにつれて見えた日本海の光景が新鮮でした。
対向車も同じ方向へ向かう車もほとんど居なかった記憶です。
名所があるわけではないですが、のどかな田園風景は走っているだけで癒やされ、個人的には田畑→山→海!という展開が印象深かったです。
国道231号(オロロンライン)にて
地形好きな自分には、大興奮な光景が続く興味深い道でありました。
特に荒々しい断崖に作られたトンネルに近付いていく様子は、ちょっとしたアトラクションを体験しているようでした。
トンネルや覆道がたくさんありすぎて、写真を頼りに名称を調べたりもしましたが、よく分からないものもあって名称は省略。
片道を1回走っただけでは覚えきれないし、トンネル群以外にも沢山の見どころがありそうです。
天気にも恵まれ、海の青さとダイナミックな景観に圧倒されっぱなしでした。
場所によっては停車スペースがあり、車で通過する風景と立ち止まって見る風景との違いに更なる興味深さを感じました。
連なる覆道
「オーベルジュましけ」に宿泊
増毛町に向かった理由は、私の希望した空知の炭鉱遺産めぐりだけでは旦那が退屈かと思い、のんびり日程の我々が何とか足を伸ばせる範囲が増毛あたりかな。。。という感覚で選びました。
歴史のありそうな増毛町ですが、今回の旅で私が増毛に期待した事は、「夕陽」「増毛シードル」「オーベルジュましけでの食事」の3点です。
上記3点は全て宿泊先の「オーベルジュましけ」で果たすことが出来たので、以下に項目ごとに感想を書き留めてみました。
➀増毛の夕陽に期待して
宿泊先から夕陽を見たり写真を撮るのが大好きで、オーベルジュましけでも客室からの夕陽に期待しておりました。
天候に恵まれ夕陽は一応見れましたが、部屋は1階で広さも窓もそれほど大きくなく、目の前には立ち寄り温泉客の車が並び、写真を撮るにはあまり良い条件ではなかったですが、そのへんは趣味のバイク写真撮影で慣れているので精一杯楽しみました。
普段の生活で夕景を眺めることってあまりないので、旅先で食事の準備もせずに夕景をぢっくり眺められる時間は贅沢なひと時でありました。
➁増毛シードルに期待して
増毛フルーツワイナリーで増毛シードルを購入しようと張り切っていたのですが、残念なことに増毛滞在中はワイナリーが定休日でありました。
増毛には道の駅のようなお土産屋さんがなく、観光中に唯一増毛シードルを見かけたのは「オーベルジュましけ」の売店でした。
チェックインと同時に辛口を購入し、夕食時にも辛口を飲み、チェックアウト時にラスト1本だった中口を自宅土産に購入。
シードルは苦手なタイプの味もあるのですが、増毛シードルに関してはシードル特有の癖がなく、辛口と中口に関してはスッキリしながらもリンゴの風味も感じられてとっても美味しかったです。
ワイナリーは定休日だし、地元のスーパーなどを覗いても販売されていなかったので、宿泊先で味わえたことは本当に良かった!
ちなみにレストランでの増毛シードルは辛口オンリーでした。
辛口も美味しかったけど中口もりんごの風味が辛口よりも残っており、りんごらしさを感じられる中口をもっと飲みたかったです。(甘口もありますが、旅行中見かけることはなく。。)
増毛シードルは辛口(青ラベル)・中口(緑ラベル)・甘口(赤ラベル)の3種類があります。
➂「オーベルジュましけ」の食事に期待して
夕食はコース料理を2時間くらいかけて楽しみました。
ブルーアワーを眺めながらの増毛シードルと豪華な食事は最高で、リピートしたいと思える食事内容でした。
食事メニューについては別ブログにて紹介済みなので、興味のある方は見ていただけたらと思います。
⇒【オーベルジュましけ】宿泊プランの食事
初オーベルジュでのコース料理に最初は気を使う場所なのかと緊張していましたが、施設全体は立ち寄り温泉メインといった印象でカジュアルな雰囲気でした。レストランでの食事も館内着やスリッパOKでした。
せっかくの素敵なお料理なので、もう少し料理に見合った雰囲気を貫いても良いのでは。。。と感じる点もありましたが、立ち寄り温泉のレストランでコース料理を楽しめるといった感覚で望めばオススメの宿かと感じました。
施設内のトロン温泉は思いのほか体が温まり、入浴後は汗が止まらないほどでした。
売店の冷えた増毛シードルも有り難かったですが、それ以外にも増毛土産がある程度揃っていたため買い物にも便利でした。
利用した宿泊プランは以下となります。
宿泊プラン:☆創作コース☆【2食付】
部屋タイプ:別館 洋室ツイン
予約サイト:じゃらんnet
北海道旅行2日目はこれにて終了です。
増毛は翌日も半日観光したので、観光については別記事にて紹介したいと思います。
<つづく>