2019年8月中旬、4泊5日の北海道旅行で増毛観光をした旅行記となります。
空知の炭鉱遺産めぐりがテーマの旅ですが、旦那の提案で増毛町にも1泊し、当日の午後と翌日の午前に散策。
限られた時間での観光でしたが、私個人が感じた増毛町での癒しスポット5選について書き留めてみました。
増毛までのドライブルートと「オーベルジュましけ」に宿泊した前回の続きとなります。
増毛町散策のコツ
旧増毛駅の無料駐車場に車を停めて観光するといった流れなので、ある程度計画しての散策が良いかと思いました。
手描きのイラストが可愛い「オロロンまっぷ」を最初に手に入れると、散策計画が立てやすいです。
オロロンまっぷ⇒留萌管内手描きまっぷ/北海道の左上
私はランチで立ち寄った【café de SOBA 凛】で見かけて手に入れましたが、増毛町内の主要な観光スポットに行けば置いてあるかもしれません。
【café de SOBA 凛】の鴨もりそば 1200円
店名の通り、そばも食べられるカフェでした。
蕎麦が来るまで「オロロンまっぷ」を眺めておりました。
観光当日は天気が良く、本州よりは涼しいけど、晴れた夏の徒歩観光は体力を消耗します。
想像していたより人が多く感じた初日の増毛観光は、人混みが苦手な自分には疲れを感じさせ、地酒目当てで向かった國稀酒造ではザワザワした店内と観光疲れも重なり、酒を選ぶ気力も奪われ行っただけで終わってしまいました。
と言っても、行くところ全てが賑わっているというわけでもなく、場所によっては落ち着ける静かな空間もあったので、今回はそんな場所を書き留めたいと思います。
増毛町 癒しスポット5選
➀旧商家丸一本間家
増毛町散策で、観光にいちばん時間を費やした場所です。有料のせいか中に入ると観光客は少なかったです。
入館料400円以上の見応えがある重要文化財で、レトロ建築好きなら半日は余裕で楽しめると思いました。
付属屋からの眺望
夏の外歩きは体力も消耗するため、「旧商家丸一本間家」の付属屋から眺める増毛町の風景は優雅かつ新鮮に感じました。
建造物としての見どころが本当に多く、「旧商家丸一本間家」だけで複数のブログ記事を書けてしまうほどですが今回は割愛。
呉服店舗では時代劇の番頭気分を味わえるし、その上の休憩スペースではセルフのコーヒーサービスがあり、増毛町がロケ地である映画「駅 STATION」を見ることも出来ました。
広々とした休憩スペース
映画を見たら、半日以上は楽しめるかもしれません。
重要文化財の一角で、コーヒーを飲みながら昭和の映画を見られるなんて素敵かも。。。なんて思ってしまいました。
呉服店舗にて
本間家の法被が着れます。座る位置が違ってる気が。。。
➁日本海
かつて、旧商家丸一本間家の付属屋から眺められたと思われる海を見に行きました。(現在は建物があって見えません。)
ニシン船の展示のある「千石蔵」にも近いです。
日本海の青さや、その先に見える風景をぼんやり眺めていると、なぜだかとっても癒されました。
近くの絶賛稼働中のリフトも日常感があって良かったです。
小さな謎の小屋も可愛らしく、素敵なバイク写真が撮れそうな気がしました。
翌日も同じ場所に行ってしまいました。
➂旧増毛小学校の体育館
見学前は小ぢんまりした古い小学校をイメージしていたのですが、校舎を含めると大きな学校で、特に体育館のデザインが印象的でした。
正面から見るとロシアのダーチャを連想させつつも、サイドに連なる三角の壁はヨーロッパのゴシック建築教会をも連想させ、とっても斬新かつカッコ良さを感じた体育館でした。
外観見学のみですが、初めて見るデザインだったので校舎も含めて周辺を3周はしたと思います。何周見ても飽きない立派な木造校舎でありました。
体育館は内部の天井も素晴らしいようで、なんとか隙間から見てやろうと試しましたが難しかったです。
校舎も大きくて立派でした。
旧増毛小学校見学後は、中村屋製菓でお菓子休憩。店内もしくは外のベンチでイートインした記憶です。
名物の「中花まん」は想像よりも大きかった。
➃増毛灯台
旧増毛小学校へ行く前に立ち寄りました。
増毛灯台自体は内部見学出来ませんが、灯台からの眺望や、そこへ向かうまでの坂道風景も良かったです。
坂を下った先にある「旧富田屋旅館」も存在感ありました。
旧富田屋旅館のすぐ近くに増毛駅があります。
増毛灯台と旧増毛小学校は、まだ観光客の少ない午前中に立ち寄ったせいか、静かでマイペースに見学できました。
➄通りすがりに見た海岸
帰り際、増毛町の商店街で購入した洋梨ジュースを飲もうと、適当に停車した国道231号沿いから見た海岸風景が良かったです。(増毛駅からは離れております。)
秋香園 プレミアム洋梨果汁
美味しいジュースを飲みながら、遠くに見える建物が何なのかを想像している時間に心地良さを感じました。
果実類の美味しさって贅沢さがあり、それらも心地良さの相乗効果になったかもしれません。
☆彡
ジュースを飲むため停車した進行方向とは逆の風景は、今まで観光していた町並みだと思って眺めていたのですが、帰宅後に確認したら、増毛には変わりないけど散策していた場所ではなかったことに気が付きました。
方向音痴な自分には、よくある勘違いでありました。。。
以上、限られた時間でしたが、個人的に良かったと感じた増毛の癒しスポット5選でした。
次回は再び赤平市に戻り、炭鉱遺産めぐりの再開となります。
増毛町では冒頭写真を含め、ツーリング中のバイク乗りさんの写真をたくさん撮ってしまいました。
なるべく個人特定出来ないような写真を選んだつもりですが、もしご本人様が気付かれて問題があるようでしたらご指摘していただけたらと思います。