2018年11月11日、原付二種(SR125)と大型バイク(XJR1300)で静岡県掛川市の山奥にあるアンティークカフェ ロードに行ってみました。
OLYMPUS E-PL6 / BCL-0980(9mm F8.0 Fisheye) /
到着するまでがスリリングだったので、思わず自転車用の駐輪場に停めてしまいました。
普段からSR125を旦那に自転車扱いされているため、『Bicycle P』の看板を見つけて当然のように停めてしまいました。
目的地であるカフェは写真右奥の建物で、かつては牛舎だったものを改装したらしく。
店名にアンティークが付くだけあって店内はもちろん、店の外にも旧車や廃屋があり、何とも不思議な空間に包まれておりました。
【Antique Cafe Road】のレトロバイク
元牛舎ということですが匂いは特に気にならず、他にはないカフェ空間が新鮮でした。
小さな川が見える窓際の席が人気のようで、この日はレトロな窓枠から見える黄葉が印象的でした。
ランチメニューは2種類で、パンセットは既に売り切れだったので選択の余地なくオリジナル・カレー(1200円)を食べました。
バイク乗りは黙ってカレー
食後は消化を促すために店内と周辺を見学。
私がこのお店に来たかった理由に、店内やお店周辺に置かれたレトロバイクの存在がありました。
YAMAHAらしきレトロバイク
自宅にある絶版車カタログで車種を調べてみたのですが、タンク以外は「ヤマハジュニアスポーツYGS-1(1965)」とほぼ同じでした。
お店の外に置かれたBSAらしきレトロバイク
店内も含めてフォトジェニックな空間が見事に作りこまれている印象で、周囲の自然とも上手いこと調和して、インスタをやっていない自分でもインスタ映えする人気スポットと言った今時らしさを感じたお店でした。
カフェ周辺には廃屋もありますが、生活住居も存在し「MOTO PEAKY」というカブ専門店も営業中でした。
お店のものらしきカブたち
【Antique Cafe Road】へのルート
チキンカレーは美味しかったし、周囲の秘境感やフォトジェニックな空間は悪くはなかったのですが、行きと帰りの道が精神的に辛かったです。
アンティークカフェ ロードへのルートは2通りあるので、実際に走行した感想を簡単に書き留めておきます。
①竹林の舗装ルート
勝手ながら、竹林をバイクで走り抜けていく我々こそがいちばんフォトジェニックだったのではないかと感じた山道でしたが、その前に「この先に本当にカフェがあるのか?」と不安になる箇所があり。
いちばん狭かったと思われるポイント
途中でお店からのメッセージボードが目に入り、「ハイエース1台通れます!」的な文面だった記憶ですが、「ホントに?ホントに?」と何度も聞き直したくなりながらの走行でした。
②未舗装の山道
写真手前がお店の駐車場になっております。
この先は歩いて確認しなかったので、帰り道は実際に走行してのお楽しみ♪という事で挑んだのですが、個人的には①ルートより精神的に辛かったです。
写真の方向に走っていくと急な左カーブがあり、その先は狭くて轍も深く、普段そのような道を走り慣れていない自分には途中で引き返したくなる道でしたが、引き返せるスペースもないので前進するしかありませんでした。
帰りは上り坂となるため、尚更未舗装の狭い山道は「もし対向車が来たら。。。」と思うと対応できる自信がなく、無事に帰ってこられた今となっては「行きも帰りも対向車が来なくて本当に本当に良かった。。。!」の感想しかありません。
今回は一人では不安だったので旦那と一緒に出掛けましたが、先を走る旦那も行きと帰りの対向車の事を考えると憂鬱になる。。。との事で、もし次に行くのなら徒歩で行きたいと言っておりました。
そんなスリリングな道にも関わらず、この日は日曜日で天気も良かったせいか、お店は大繁盛で駐車場には車がたくさん停まっておりました。
私は車だったら、尚更行く勇気はない。。。
どちらのルートも狭くて車でのすれ違いは困難なため、バイクだったら何とか行けるかと思って今回出掛けた次第ですが、行きと帰りの対向車の事を考えると距離は短くても運転未熟な小心者の自分にはカフェで優雅に寛ぐ余裕は出てこないかも。。。と感じたり。
そんなんで次回はおにぎりと水筒持参で、自分だけのフォトジェニックポイントをなるべく安全な道を通りながらバイクで探してみようかと感じたところで終わりにしたいと思います。
Antique Cafe Road
所在地:〒436-0009 静岡県掛川市大野1776−7 Google マップ