2018年3月30日、SR125で静岡県榛原郡にある小山城(こやまじょう)へ行ってみました。
前日の新聞のローカル欄で小山城の桜が満開になったとの記事を見かけ、お城と桜とバイク写真が撮れそうなポイントを探したものの、この日は自分がイメージしていたような場所を見つけ出すことが出来ませんでした。
50年前を思い出させるバイク?
妥協して駐車場から見える風景を収めてこの日は帰ろうとしたところ、写真を撮っている最中より遠くからゆっくりとした気配がこちらに近付いて来る感覚を覚え。
その気配は気のせいではなく、SR125の前で止まり「このバイク90cc?」と興味深げにおじいちゃんが眺めておりました。
125ccでYAMAHAのバイクであることを告げると、おじいちゃんは「俺は50年前、SUZUKIの90ccのバイクに乗っていた。」と興味深い告白。
「昔乗っていたバイクに似てる?」と尋ねたところ、近くで良く見たらそうでもなかったようで、「(購入時)もう少しハイカラなバイクはなかったのか?」と逆に尋ねられ。
「ハイカラなバイク」という表現が面白く、一見失礼に思える質問も特に腹は立たず、「このバイクが欲しかったから買ったんだよ。」と答えたところ、「俺が当時乗っていたバイクの方がハイカラだった。」と自慢されちゃいました。
「俺のマシンの方がハイカラだった」と豪語しつつも、目の前にあるSR125を見て色々と質問をしてくるおじいちゃん。
OLYMPUS E-M5 / BCL-0980(9mm F8.0 Fisheye) / ポップアート
バイク写真を撮ろうとするとス~っと入ってくるため、この場所での写真はどこかしらにおじいちゃんが写っており。
50年前のSUZUKI車が気になる!
駐車場では質問攻めだったため、おじいちゃんが当時乗っていたバイクを聞きそびれてしまい。
帰宅後、気になったので絶版車カタログを眺めて勝手に妄想。
今から50年前というと1968年。
この頃のSUZUKIの90ccバイクをチェックしたところ4台ほどありましたが、SR125を見て近付いてきた事を踏まえると「A90」か「AS90」かなぁ。。。と勝手に判断。
「AC90」というのもあり、こちらは「AS90」がアップマフラーになったタイプですが、もしかしたらこちらもありうるかも。。。なんてカタログを眺めて楽しんでしまいました。
仮におじいちゃんが50年前に乗っていたバイクが上記3台のどれかだった場合、おじいちゃんの言った通り、ハイカラさは50年前のSUZUKI車の方がSR125より勝ってるかも。
ちなみに過去のSUZUKI車のリンクは特に貼らなかったので、興味のある方はセルフで調べてみてください。
画像はたくさん出てきます!
展望台小山城
所在地:静岡県榛原郡吉田町片岡2519−1 Google マップ
桜が満開の時期はお城と桜がライトアップされ、夜桜が楽しめます♪