2024年5月。
東京ドームへのライブ遠征で「スーパーホテルPremier秋葉原」に1泊しました。
素泊まり・観光なしの遠征でしたが、ホテル近くにレトロ建築が2軒残っており、たいへん興味深かったです。
今回は、ホテル近くの建築散歩を含めた宿泊記について書き留めてみました。
①神田ふれあい橋
②岡昌裏地ボタン店
③海老原商店
④スーパーホテルPremier秋葉原
⑤旧日本帝国陸軍東京砲兵工廠跡の基礎用レンガ(東京ドーム)
①から③は、秋葉原駅からホテルに行くまでに見かけた順となります。
①神田ふれあい橋
秋葉原駅からスーパーホテルへ行く途中の歩行者用通路です。
風情があり良かった!
右手に見えた柳森神社も古そうで存在感がありました。
柳森神社は時間がなくて立ち寄れませんでしたが、なにかしらのパワーを秘めていそうな雰囲気にそそられました。
②岡昌裏地ボタン店
朝、帰り際に建物の写真を撮っていたら、「店内も撮っていいよ!」と声をかけられました。
趣のある店内!
岡昌(おかしょう)裏地ボタン店は、昭和3年に建てられた看板建築となります。
銅板の装飾と色合いが素敵でした。
店名の通り、服の裏地とボタン・紳士用のオーダーメイドスーツも扱っている現役のお店です。
私の母親が洋裁をやっていたこともあり、店内にある大量のボタンやカラフルな糸は、かつて一緒に出掛けた生地屋さんを思い出させるものがありました。
紳士服の工場にも布地を買いに行ったこともありましたが、地味な色合いの多かった紳士用は、子供にとっては退屈に感じていた記憶も蘇り。
店主自慢の銘板たち
右端がNHK、左端が水道局、その隣が東京ガス、3つ目は剥がれてしまったみたい。
古い家には上写真のような銘板って高い確率で貼られていますよね!
正式名称はわかりませんが、久々に見たので見入ってしまいました。
お店と裁縫道具のイラストが描かれた紙もいただきました。
イラストの裁縫道具は、実家で見覚えのあるものが多くて懐かしかった!
「興味をもってくれてありがとう」と言われましたが、東京で戦火を免れた現役のレトロ建築のお店を見せていただき、「こちらこそありがとうございました」なひと時でした。
③海老原商店
宿泊した「スーパーホテルPremier秋葉原」の向かいにありました。
2枚目の写真はホテルの客室からの眺望です。
レトロ建築好きには興味深い俯瞰でありました。
内部は見られませんでしたが、岡昌裏地ボタン店と近いため、奇跡的に戦火を免れたと思われます。
④スーパーホテルPremier秋葉原を利用した感想
部屋
宿泊プランはツインルームの素泊まり。夫婦での利用です。
2人で大きなスーツケースを持ってのツインルーム利用はお勧めできませんが、荷物が少なければ大丈夫かな。
部屋は手狭に感じるところはありましたが、全体的に清潔感があって良かったです。
エレベーターが1基しかないため、混雑していると待ち時間が長くなりそうかと感じました。
大浴場の混雑状況も、部屋から確認できればと思いました。
大浴場「奥湯河原の天然温泉」
女性用の洗い場は3つ。
大浴場と言っても、4~5人利用が限界かな。
奥湯河原から温泉を運んでいるとのことで不思議な気分でしたが、体も温まって肌もつるつるになったのは温泉効果だったかも。
利用できなかったウェルカムバー
ソフトドリンクやアルコール類が無料で楽しめるウェルカムバーがありました。
時間は18時から21時くらいだったかな。。。
ライブに行ったので利用できませんでしたが、アルコールも飲めちゃうのは魅力的。
ライブ後のビール
ライブ後のビールはアキバ・トリムの82 ALE HOUSEで済ませました。
駅ビル内にあり、ホテルにも近くて便利でした。
⑤旧日本帝国陸軍東京砲兵工廠跡の基礎用レンガ
明治時代に建てられた武器工場のレンガ基礎。戦争遺跡となります。
こちらはライブ先の東京ドーム周辺を歩いていて発見。
おわりに
東京ドームでのライブ遠征ついでの建築散歩レポでした。
ホテルに向かうわずかな距離でしたが、大好きなレトロ建築や風情のある景色を楽しめたことは良かったです。
ホテル周辺の静かな環境も好印象でした。
機会があればリピートしたいと思った<天然温泉 奥湯河原の湯 スーパーホテルPremier秋葉原>でした。