新しいブーツを履いてバイクに乗ったら、途中で雨に降られてしまい、気付いたらブーツが派手に汚れておりました。
お手入れ必須で面倒なイメージのある本革製品ですが、ちょっとしたお手入れだけでもけっこう長持ちします。
今回は長年革製品を愛用しているわたくしの、簡単且つ適当なお手入れ方法を書き留めてみました。
前回の雨降りバイク乗車の続きとも言える作業であります。
1.ブーツの汚れを取る
①しぼった濡れタオルで表面の汚れを取る
跳ね返りの泥などがたくさん付いていたため、革用の汚れ落としを使う前に水を含ませた布で泥汚れを拭き取りました。
拭いた直後は綺麗になりますが、乾くと水拭きでは取り切れない汚れが残っているのが気になりました。
②革用の汚れ落としを塗る
乾いた布に汚れ落としを含ませ、ブーツ全体に馴染ませます。
水拭きしたので一晩置こうかと思いましたが、ブーツの乾燥感が気になり、保湿も兼ねた汚れ落としを塗らずにはいられませんでした。
使用した汚れ落としはコロニルのレザーソープです。
こちらはスプレーすると、ムース状の泡が出てくるクリーナーです。
汚れ落とし機能に加え、革の保湿も担ってくれる頼もしいアイテムです。
私がレザーソープを選んだ理由は、不器用なのでクリームを使いこなせるか不安だったため、ムース状なら扱いやすいかと感じたからです。
泡は布にシュワッと吸収されるので、クリームよりは均一に塗れるかと思います。
今のところ、こちらを使用してシミになった革製品はありませんが、念の為、初めて使用する際は目立たない箇所から使用します。
今回は汚れが酷かったのと私の作業が雑だったせいか、翌日ブーツを見たら汚れが残っていたため、再びレザーソープをブーツ全体に塗り拡げて一晩放置しました。
2.クリームで保湿する
2度のレザーソープ使用で汚れが取れたブーツ
翌日、ブーツを見たら汚れは落ちていましたが、革の乾燥感が酷かったのでクリームで保湿しました。乾燥を放っておくとひび割れしちゃいますからね!
クリームは旦那が使っている「アニリンカーフクリーム」を拝借。
しっかりしたお手入れ方法は検索すれば出てくるので省いちゃいますが、不精な自分は乾いた布にクリームを少量含ませたら、ブーツ全体に馴染ませ少し放置。(こちらもレザーソープ同様、万が一のシミを作らないよう、最初は目立たない箇所から使用します。)
その後、同じ布でもクリームを塗っていない乾いた部分でブーツ全体を拭き上げて終了です。
ブラシを使ったり、もっと丁寧なやり方はありますが、自分の場合は毎回こんな感じの適当ケアなので仕上がりもこんなものです。
それでも写真を並べると、少しずつキレイになっているのがわかります。
最小限の革製品お手入れグッズ
ベランダで作業中。白いのはアニリンカーフクリーム
今回は派手に汚したのでレザーソープが役立ちましたが、それほど酷く汚さないならアニリンカーフクリームがあれば充分かと思います。
アニリンカーフクリームは汚れ落とし機能も兼ねているので、購入したばかりの革製品や、汚れが気になった時のお手入れクリームとしては万能でコスパも良いと思います。
今回汚したブーツも、使用前にアニリンカーフクリームで前述のような適当ケアをしたおかげで汚れも落ちやすかったかもしれません。
私は過去に革のお手入れセット的なものを購入したことがありますが、お手入れ作業がそれほど好きではないのと不精なのが相まり、ブラシやポリッシュクロスや他のケア用品は今では使っておりません。
色々使うのが面倒なので、使い古した布と信頼できるクリーナーとクリームがあれば充分かと思ってます。
特にブーツに関してはセールで仕入れたものがほとんどだし、バイク乗車で使うものなら多少の汚れは気にしません。
今回購入したブーツもバイク用ではないため、3~4年持てば充分かと思ってます。
雨降り乗車で派手に汚した時は靴の寿命を縮めてしまったかも。。。と感じましたが、どこまで使用できるかはこれから試していきたいと思います。
まめにお手入れをする方ではありませんが、革製品は衣替えの時期を目安に行っております。
6月はカビ防止で、10月はこれから使用するための保湿と防水といったところでしょうか。
頻繁に手入れするものでもありませんが、スムースレザーがカサカサになっていくのは悲しいので、見た目の乾燥や汚れが気になった時は、適当ながらもすぐに手入れができるよう、自宅の取り出しやすい場所に布類とクリーム類を置いておくと取り掛かりやすいかと思います。
布類は使い古したTシャツ・タオル・綿シャツがほとんどです。大きいものはあらかじめカットしておきます。革のお手入れ以外でも、掃除の時にも大活躍です。
ブーツを磨いてリベンジ撮影
秋晴れの彼岸花との記念撮影に挑戦しましたが、バイクとブーツが重なって失敗に終わりました。
でも、久々に青空がキレイだったので、ブーツとの記念撮影なんかどうでもよくなって、彼岸花とのバイク写真撮影に夢中になってしまいました。
次回、彼岸花とSR125・2020年版を紹介したいと思います。