2020年夏、バイク乗車時用のブーツが経年劣化でダメになってしまいました。
履物がなくなり困ったので、しまい込んであったブーツを引っ張り出して使ったところ、シフト操作で左足の甲部分に傷がついてしまいました。
これ以上の傷を食い止めたいと思い、バイク用シフトカバーの購入を視野にネットで色々見たのですが、バイク用の小物って高価なんですよね。
良さそうに思った商品は紐付きブーツ用で、長靴みたいな自分のブーツには装着不可だし、全体的にどれも大袈裟すぎて「これだ!」と言ったものがなく。。。
さて、どうしたものかと思い、更に検索をしたところ、靴下で代用できるとの記事を発見したのでさっそく試した次第であります。
今回は、バイク用シフトカバーに最適だった靴下について書き留めてみました。
無料が魅力の靴下案
バイク用シフトカバーについて、参考にしたブログ記事は以下となります。
ほぼ無料でもできる!ギアチェンジ時の靴の擦れを防ぐ方法一覧[シフトカバー、シフトペダル]/ニートの試行錯誤
シフト操作による、靴の傷を守るための方法が一覧記載されております。
この中で私が飛びついたのが、使い古した靴下をブーツに履かせるといった方法です。
使用した靴下は、五本指ハーフソックス!
足先をカットしたらブーツに履かせるだけの手軽さです。
バイク用シフトカバー、購入する手間もお金も省けてご機嫌でした!
靴下シフトカバーを試した感想
良かった点
前述の参考記事にも記載されてますが、操作性やズレの問題はありませんでした。
私の場合、乗車中に冒頭写真のようにシワが寄った程度で、肝心のシフト操作は問題なく行えました。
バイクを降りて散策した際、靴底と靴下が貼り付き、より一体感が増したようにも感じました。
たぶん、今は貼り付いて完全に一体化していると思います。
たまたまブーツも靴下もネイビーカラーだったため、見た目も遠くからでは違和感ないほど馴染んでいるように思えました。
2つの気になった点
<1つめ>
座ったままサイドスタンドをかける際、靴下で滑って下を見ながらかける事がありました。
最初は気が付かなくて、何度も左足を払っている状態が続きました。
私は写真撮影目的でちょこちょこ停車する事が多いので、サイドスタンドの空振りは何度も続くとちょっと苛つきました。
<2つめ>
もしかしたら貧乏くさい。
シフトカバーに靴下は画期的だと思い、玄関で取り付け後、すぐに写真を撮りました。
ブログ記事にもしようかと思い、PCに取り込んだ写真を見た途端、20年以上前の出来事が真っ先に蘇りました。
「水筒なんか持って、びんぼくさっ!」
これは20代半ばだった私が、当時、気になる男性から言われたセリフであります。
当時から節約志向で、水筒を持参して会社に行っておりました。
彼とは職場では接点がなかったため、きっかけづくりに彼の参加する飲み会に紛れ込み、顔と名前を覚えてもらい、会話するまでにこぎつけました。
これからどう詰めていこうかと思っていましたが、貧乏くさいなんて言われた日には、この人と密な関係になることはないだろうな。。。と悟った瞬間でもありました。
水筒とシフトカバー代わりの靴下は全く関係ないですが、使い古した靴下を履かせたマイブーツ写真を見て、上記の記憶が蘇ったということは、やっぱり第一印象は貧乏臭いのかな~なんて思った次第であります。
バイク用じゃなくても傷は付かないブーツもある
2020年夏に役目を終えたブーツは、2016年12月に楽天セールで5千円程で購入したファッションブーツであります。
最終的にはソールが剥がれていたので廃棄したのですが、シフト操作による目立った傷は付きませんでした。
以下の記事で紹介済みのブーツもバイク用ではありませんが、シフト操作による目立った傷は付いておりません。
これは私が近距離かつ、バイク乗車頻度も低いこともあると思います。
ただ、過去に試した本革ファッションブーツでシフト操作部分に傷が付いたもので唯一当てはまるのが、購入から3年以上が経過した、使用頻度の低いブーツが思い当たります。
ちなみに今回靴下を履かせた紺色ブーツは、2020年夏に役目を終えたブーツと同じ頃、2016年冬に購入したものです。
傷が付いてしまったのは、経年劣化が大きいと睨んでおります。
手頃な本革ファッションブーツをバイク用とする場合、寿命は3年持てば良いかと思っております。
合皮でも物によっては3年持ったものもありますが、やっぱり本革の方が見栄え良く感じます。
追記:靴下とブーツの最終結果
シフトカバー代わりに靴下を履かせたブーツは、2021年3月、靴底部分に穴があきました。(ちなみに使用は数回だった記憶です。)
バイク乗車途中、写真撮影目当てで歩くことが多いため、当然の結果となりました。
穴があいた時点で、シフト操作にちょっと違和感があったので、途中で靴下は廃棄しました。
ブーツも寿命だったせいか、帰宅して車に荷物を入れている間にかかと部分のソールが剥がれて落ちていました。
これは、バイク乗車途中でなくて良かったと思いました。
シフトカバー代わりにの靴下に関して思ったことは、一時的な使用に限るといったところでしょうか。
加えて、使用頻度の低い、年数が経過したブーツでのバイク乗車も控えたいと思いました。
壊れかけた靴でのバイク乗車は危険です。
そんな予感もあったので、既に新しいブーツは購入済みですが、手頃な価格に負けてまたしてもバイク用ではないファッションブーツで良しとしてしまいました。
数年持てば充分かと思ってますが、耐久性ばかりは使ってみないとわかりません。
出掛ける前のブーツチェックも怠らないようにしたいです。
以上、シフトカバー代わりに靴下を使った結果でした。