2018年11月下旬、タイトルの通り冬のバイク用ブーツとして、ワークマンにて防寒ブーツを購入してみました。
今回は実際にワークマンの防寒ブーツを履いてのバイク乗車や、似たような作りのビーンブーツとの比較、同時購入した羊毛インソールや防風パンツのレビューを書き留めてみました。
バイク乗車でも使える手軽なブーツを求めて
防寒ブーツ ラークス BB662 2018年モデル
温暖な静岡県なので、SR125を購入してからは冬でも天気が良ければバイク乗車することもあるのですが、近距離乗車メインでたまにしか乗車しないバイク生活を送ってきたため、冬のバイク靴がなくて当初は困っておりました。
バイク購入を機にブーツも新調しようかとバイク用品店に行ってはみたものの、女性用は種類が少なかったり足枷のように重かったり、価格も高価でこれといった物が見つからず、しばらくは自宅にあった履いていないブーツで間に合わせていましたが、経年劣化と乗車時の操作でどのブーツも見事な壊れっぷりで直ぐにダメになっておりました。
元がバイク用ブーツではないから当然の結果なのですが、近距離乗車メインの自分には本格的なバイク用ブーツは大袈裟すぎるため、何か良いものはないかとネットで調べていた際に目に留まったのがワークマンの防寒ブーツでした。
バイク用として通用するかを検証したブログ記事に興味を持ち、自分も是非とも試したい!と思ったものの、当時見かけた記事ではバイク乗車用として試しているのは男性ばかり。
加えて男性用作業着という印象が強かったワークマンに女性用のサイズ展開は無いだろうとお店に行く事もせずに勝手に諦めておりましたが、最近のワークマン人気でお店に出向く決心がようやく湧き上がり。
ワークマン防寒ブーツMサイズは24.5~25cm
私の本来の靴サイズは24.0ですが、水虫と冷え性対策のためオールシーズン五本指ソックスを履いており、冬はその上に厚手のソックスを重ね履きするため24.5となっております。
ワークマンの防寒ブーツでいちばん小さいサイズだったMを試し履きしたところ、上記の条件で思いのほかジャストフィットでした。
店頭に詳しいサイズ表記はなかったですが、サイトにはMサイズ:24.5~25cmとの記載があり、自分の足のサイズに十分対応している事が判明。
こんなことだったらもっと早くワークマンに出向くべきだった。。。!
履き心地は思いのほか柔らかく、バイク乗車時での操作は履いた瞬間に可能だと感じました。
ただラバー部分と靴底が少々薄い印象に思えたのですが、そこは以前見かけたワークマンブーツをバイク用として通用するかを検証したブログ記事を信じることに。(検証結果は通用する!だったので。)
ちなみに私は脱ぎ履きの面倒な靴ひもタイプのブーツは敬遠しておりますが、靴ひもを緩めにしておけば長靴のような脱ぎ履きが可能でした。
色は他に黒もありましたが、個人的には茶色の方が見栄えよく感じられました。
ついでに同じくワークマンにて、羊毛インソールも同時購入。
こちらのインソールを今回購入した防寒ブーツに入れたところピッタリでした。
インソールのサイズはMで25~25.5cmとなっており。
第一印象で薄さを感じた靴底も、羊毛インソールを入れることでクッション代わりとなって快適さと暖かさもUP。
ただ羊毛インソールを入れた状態で五本指+厚手ソックスだとサイズがキツかったので、羊毛インソールを利用するなら靴下は薄手で十分かと感じました。
ワークマンブーツとビーンブーツの比較
ワークマンの防寒ブーツ(下)とビーンブーツ(上)
夏の終わり、セールでビーンブーツを購入。脱ぎ履きの便利さ重視でサイドゴアを選びました。
ビーンブーツのサイズは女性用の7ですが、ワークマンの防寒ブーツMとほぼ同等かと感じました。
ぢつは可能ならばビーンブーツでバイク乗車も目論んでいたのですが、実際に試すことなく自分のバイクでは無理があるように思えて見送りました。
見送った理由に、つま先の厚さとブーツ自体の固さが気になりました。
それに比べてワークマンの防寒ブーツは軽さと柔らかさと足へのフィット感が抜群でした。
購入したビーンブーツは普段履きとしては良いですが、バイク乗車となるとワークマンブーツの方がシフトやブレーキ操作がしやすいと感じました。
ちなみにサイドゴアだったので、上記のように感じてしまったかもですが、購入したワークマンブーツみたいなシューレースタイプだったら、紐をしっかり締め付ければ大丈夫かなぁ。。。と感じたりもしました。
実際に試していないのでこればかりは何とも言えませんが。。。
ワークマンの防寒ブーツでバイク乗車した感想
ワークマンでお買い物をした翌々日、さっそく購入品の実力を検証。
同時購入した羊毛インソールは厚手ソックスでは無理があるため、以前100円ショップで購入した冬用インソールを忍ばせてバイク乗車したところ、初めてなのにずっと前から履き込んだようなフィット感で予想通りバイク乗車時でのシフトやブレーキ操作は問題なく行えました。
ただ靴底の感覚が足裏に多少は伝わる分、バイクの振動が長距離乗車だとちょっと響くかもしれません。
私は近距離乗車メインなので許容範囲ですが、靴底が厚くてシフト操作の感覚が足に伝わらない履物よりも、バイクの振動で足の裏が痒くなるくらいの方が気持ち的に落ち着きます。
ちなみに停車した際、靴底が地面を捉える感覚は、今まで間に合わせで履いていたスニーカーやファッションブーツにはないものでした。
私はバイク写真が趣味なので、ポイント探しのため頻繁に停車することがあります。間に合わせの履物では、細かい砂利で滑ることが多々ありました。
幸いにもバイク乗車中に転倒した事はありませんが、バイクを降りて散策中に転倒した事は2回あり、どちらも履いていた靴が原因でした。
靴が原因で転倒した時の記事
・バイクで千葉山 智満寺(上り坂&参拝編)★21年目のビラーゴ
ワークマンの防寒ブーツだったら、バイクを降りた際の散策時でも十分に活躍してくれそうです。
ワークマンの防風ウォームパンツでバイク乗車
勢い付いて防風ウォームパンツも購入
防寒ブーツ同様、お店で最後の1つだったのでつい。。。わたくし、最後の1つに弱いのです。
ウエスト64cmだったら余裕かと思いきや、細身タイプのせいか思いのほかピチピチでした。
ストレッチ素材だから大丈夫かと思い、出掛けに屈んだ拍子に「プチん!」と何かが切れるような音がしたのですが、ワークマン商品を早く試したくてそのままバイク乗車。
帰宅後に確認したら、太ももの裏側にある表側の縫い目が両足ともぶっちぎれておりました。
肝心な場所が破れていなくて良かったですが、切れた縫い目が何のためにあるのかが自分にはよく分からず、とりあえず切れた場所から尻と太ももの裏側にかけて存在した縫い目を取っ払う手間を強いられました。
シルエットはブーツインしちゃうからスキニータイプでなくても良いかと思ったのですが、しっかり押し込まないと乗車中の操作で出てきちゃいました。(冒頭写真参照)
シューレースをしっかり締めれば良いのですが、緩めの状態でも乗車に支障はなかったのでブーツに関してはしばらく様子を見たいと思います。
防風ウォームパンツは購入しやすい価格と最後の1つに気を許してしまいましたが、個人的にはやっぱりスキニータイプが良かった気がしないでもないので、今度はしまむらのスキニータイプの防風パンツを試したい気持ちが湧き上がっております。
防寒に関しては2018年は冬がなかなか来なかったため、防寒ブーツも含めて秋だったら大丈夫そうかと感じました。
ワークマンの防寒ブーツと防風パンツを着用
初冬の茶畑にて
追記:夏でもワークマンの防寒ブーツ!
ワークマンの防寒ブーツを履いて夏の青空と自撮り
ぢつはわたくし、夏場に履くバイクブーツを持っておらず、2019年の夏はワークマンの防寒ブーツで間に合わせてしまいました。
ちょい乗りが多いので夏場に本革ブーツを履くのは見るからに暑苦しくてちょっと抵抗があったのですが、ワークマンの防寒ブーツはカジュアルな作りが夏のアウトドアっぽくて何とか大丈夫そうかと勝手に判断。
サイズは靴下を2枚重ねしてちょうど良かったので、靴下の重ね履きをしない夏場はさすがにサイズが大きく感じて毎回シューレースを締め付けておりました。
中がフリース生地で夏に履くのはどうかと思いましたが、夏のバイク乗車は別の部位も暑いのでブーツ内の暑さはさほど気にはならず。冷え性なので、夏でもつま先は温かいくらいがちょうど良く。
個人的には毎回シューレースを締め付けるのが面倒だったので、アウドドア洋品店などに売られている綿の分厚い靴下で対応しようかと思ってましたが、結局買わずじまいで夏は終わってしまいました。