水平の出ない三脚を手に入れてしまったことで、写真の傾き補正を余儀なくされました。
今まで写真編集は必要最低限、もしくは行わないことが多かったですが、傾いた写真は放っておくことは出来ませんでした。
編集作業は苦手なので、なるべく簡単に写真の傾きを直したく思い、普段パソコンで利用している画像編集ソフト4種を試した感想を書き留めてみました。
使い比べ4種
試した編集ソフトは以下の4つとなります。
①Microsoft office Picture Manager
②PIXLR
③Olympus Viewer 3
④Windows 10 フォト
写真の傾き補正だけを試した中では、③のOlympus Viewer 3、もしくは④のフォトがストレスなく作業が出来ました。
どちらが良いかは好みとなりますが、上記結果に行き着いた理由を試したソフト順に書き留めてみました。
①Microsoft office Picture Manager
傾きを直したら余白が出来た
長年愛用しているPicture Managerですが、パソコンをWindows10に買い替えた際になくなっていたので真っ先にダウンロードしました。(この辺については省略します)
Picture Managerの傾き補正は、画像メニュー「回転と反転」の「角度を指定」で可能です。
数値を入力、もしくは上下矢印をクリックすることで傾き補正は可能ですが、1クリックの角度が大きいため、細かい傾き補正は難しく、自動トリミングもありませんでした。
②PIXLR
ダウンロード不要の画像編集ソフトです。
以前はオンラインフォトエディターという名前だった記憶ですが、現在はPIXLR XとPIXLR Eの2つがあります。
参照サイト:PIXLR
傾き補正はPIXLR Xの「切り抜き&回転」メニューの「水平にする」で可能です。
スライドバーを左右に動かすと画像も傾き、トリミングも自動です。
手軽で簡単ですが、手動なので微妙な傾きの調整は難しく感じました。
③Olympus Viewer 3
地面の芝が少し右上がりに傾いております。
オリンパスのミラーレスを購入後、ダウンロードしておきながらも画像編集ではほとんど使っていませんでした。
傾き補正は、編集メニューの傾き補正で可能です。
スライドバーを左右に動かすと画像が傾き、自動トリミングしてくれるのはPIXLR Xと同じです。
PIXLR Xよりも良かった点は、画像画面が大きく、左右にあるプラスとマイナスマークを0.1刻みで動かすことが出来るので、PIXLR Xよりも細かい調整がしやすかったです。
RAW現像で使用するイメージだったOlympus Viewer 3でしたが、傾き補正で活用できて良かったです。
現在はOlympus Workspaceのようですが、傾き補正だけならOlympus Viewer 3のままでいいかなと思っております。
④Windows 10 フォト
Picture Managerに比べて使い勝手が悪いので敬遠していたのですが、傾き補正に関してはフォトの圧勝でした。
傾き補正は、編集⇒トリミングと回転⇒傾きの調整 で可能です。
スライドバーを動かすと、画面全体に格子が表示されるので、水平にしたい部分を合わせやすかったです。
まとめ
水平の出ない三脚を手に入れてしまったことで、写真の傾き補正を余儀なくされ、手持ちのソフトで簡単に直せるものを比較してみました。
今回試した4種の中では、素早く直すならフォト、微妙な傾きならOlympus Viewer 3が補正しやすかった印象です。
おわりに
私は写真撮影している瞬間が好きなので、画像編集にはそれほど拘っておりません。
でもせっかく写真を公開するなら、綺麗で見やすい方が良いと思っております。
そのための最低限の補正となるわけですが、編集ソフトって操作を覚えなければならないし、どこまで補正するかも難しさを感じるし、奥の深い作業なので苦手です。
慣れない三脚使用に加え、自撮りでは手持ち撮影のように思い通りにならないことが多々あります。
上の修正前写真は、水平の出ない三脚に気付かず、ムスリム男性と旦那に観察されながらの自撮りでした。
自撮りはひと気のない場所でこっそり行うことが多いため、上記では罰ゲームを受けているような動揺が写真に現れております。
こんな酷い写真も傾き補正でなんとか修正は可能ですが、せめて撮影時に水平は出したく思い、三脚を買い直す決心がつきました。
買い直した三脚については、いずれレビュー記事を書きたいと思います。
水平で苦戦した三脚については、以下の記事にて紹介済みです。