2020年9月22日、NEWアイテムを身に着け、ご機嫌で秋らしい景色を求めてSR125で出掛けてみましたが、途中で雨に降られてしまいました。
普段ならそのまま速攻で帰宅するところですが、この日は趣味のバイク写真撮影をまだ楽しんでいなかったため、雨でもバイク写真撮影ができそうな場所を求めて走り続けました。
ガード下で雨宿り
それほど酷い雨ではなかったのと、一時的な通り雨という期待を込めて向かった先は、雨宿りを兼ねたガード下。
近距離メインのバイク乗りである私は雨具を持っていないため、普段は少しでも雲行きが怪しいとバイク乗車も見送るのですが、この日は自分のお誕生日週間だったこともあり、どうしてもSR125に乗ってバイク写真撮影を楽しみたかったのであります。
しかし!
そんな私の思いとは裏腹に、雨の中を走ってきたせいか、ツヤツヤだった下ろしたての御ブーツは目を背けたくなる汚ブーツ状態に!
雨降りの寒さと、早く雨宿りしたいという焦った気持ちで「うぉぉおおおおおお!!!」と叫びながらのバイク乗車でしたが、下ろしたてのブーツが派手に汚れていることに気付いた時も同じように叫んでおりました。
新しいブーツでの記念写真も目論んでいたため、この日のバイク写真意欲は一気に撃沈。
でもせっかくなので撮ってみた。
とっさに入り込んだ普通のガード下なので、趣味のバイク写真を撮るには限界がありました。
これは以下の記事でも紹介済みの、「メーターのゾロ目が揃った場所で真剣にバイク写真を撮るぞ!」という課題に匹敵する難しさでありました。
ガード下に到着した時は膝も痛くなっていたため、やけっぱちのジャンプ写真で膝をほぐしつつも。。。
この日、私が撮りたかったのは上のような写真ではなく、秋らしさを感じるしっぽりとした淑女なバイク写真。。。!
雨降りに加え、ガード下でもどうにもならず、小雨になったタイミングで周囲を伺ったら、運良くこの日求めていた風景に出逢うことが出来ました。
落花した葛(クズ)の花びら
この日は彼岸花の満開にはまだ早く、地味ながらもいちばん気になったのが落花したクズの花びらでした。
山道を走っていると、道路の片隅が細かな花びらで紫色に染まっているのが印象的でした。
この風景とのバイク写真を期待して里山に向かったのですが、行った先では見かけないまま終わったので、バイク写真撮影を求めてガード下まで走ってきたのは無駄ではなかった!
花びらと雨降りの湿気のせいか、心なしか管楽器のような美しさを愛車に感じたり♪
ガード下では撃沈だったバイク写真意欲も、自分が求めていた秋らしい風景を目にしたら急上昇です♪
最初は汚れたブーツに泣きそうな気分になったりもしましたが、見方を変えればバイク乗りらしいワンシーンかもしれません。
基本的に雨降りはバイク乗車しないので、こんなにブーツを汚すのは今回限りかも。
お誕生日企画:今後のバイク生活における抱負
気を取り直してリベンジ自撮り
雨も降っているし、これが精一杯でした。遠目では分からないけど、やっぱりきれいなブーツで記念撮影したかった。
お誕生日週間ということで、今後のバイク生活について感じたことを書き留めたいと思います。
気が向いた時に近場を走って満足している私にとって、バイクで「北海道へ行きたい!」とか「キャンプをしたい!」という欲はないせいか、まず思ったことは50歳を迎える数年後も、SR125と共に今みたいな感じで気が向いた時に近場を走り、その時出逢えた風景をバイクと一緒に撮って楽しめれば。。。という現状維持的な思いでした。
先のことは分からないし、現状維持を期待しても叶わないこともありますからね。
行きたい目的地がないからこそ、写真は普段気にもとめないシーンを敢えて撮りたいと改めて感じた次第であります。
ブーツとの記念撮影は天気の良い日にリベンジです!
秋の七草の一つである葛(クズ)
葛(クズ)は落花しているものがほとんどでしたが、見上げると少しばかりお花も残っていました。
咲いている葛の花とのバイク写真にも挑戦しましたが、私の力量不足で思うように撮れずに終わりました。
ただでさえ思うようにいかないバイク写真撮影ですが、雨が降っていると尚更難しい。。。
バイク写真撮影が楽しめたのは、小雨状態で頭上に葛(クズ)を含めた木や葉っぱがあったため、多少は雨を凌げたからです。
それらを利用してのバイク写真撮影でしたが、結局この日は雨が止むことはありませんでした。
雨には敵わん
葛(クズ)の花を撮りたくて、見上げるようにカメラを構えると雨粒が付いてしまうため、秋の七草である葛(クズ)とのバイク写真撮影は来年に持ち越しです。
雨降り乗車は今回限り!
普段は天気の良い日に近場を走っているだけなので、バイクもブーツもそれほど汚れませんが、今回は雨のせいで余分な作業が増えました。
洗車したいところですが、雨が降っているので狭いガレージ内で濡れたSR125の水滴を拭き取りました。
水滴が取り切れん!
次は汚れたブーツのお手入れで、ついでに同じく雨で濡れたバッグ類のお手入れです。
革製品なので放っておくわけにはいかないため、雨で濡れると上記のような作業がセットとなってしまうため、やっぱり雲行きの怪しい日のバイク乗車は出来れば避けたいと思います。
合羽を購入する気はないけど、せめてカメラを入れた荷物を覆うビニール風呂敷くらいは用意しようかな。。。と思いました。