2020年10月29日、十三夜月とのバイク写真を撮りたく思い、SR125で出掛けてみました。
月とオートバイを写真で撮ろうとしても、月は小さく写って存在感がぼやけるだろうと思い、この日はカメラ機能の多重露出に頼ることにしました。
夕方のバイク写真撮影は慣れておらず、まずは場所探しから始まり、十三夜月とマジックアワーの美しさに翻弄されながらの惨敗続きでしたが、惨敗が次への活力となるので今年の精一杯として記録しておきます。
オリンパスカメラPEN Liteの多重露出
使用したカメラはオリンパスのミラーレスで、機種やレンズは以下となります。
・OLYMPUS E-PL8 / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R
・OLYMPUS E-PL3 / SIGMA 30mm F2.8 DN
多重露出自体は、カメラ機能を利用するだけの手軽さです。
多重露出の設定をONにしたら、最初に撮った1枚を次の写真に重ね合わせるといったところです。(今回はRAW画像を利用した多重露出ではありません)
前述の通り、月とのバイク写真を撮ろうとすると、上写真のように月が小さく写ってしまうため、もう少し月を大きくするため最初に望遠レンズで月を撮影し、次にバイクと合わせてみたのが冒頭写真となります。
冒頭写真では、月が2つ入っているという私の大好きな欲張り写真にしてみました。(右側のぼんやり光った白い点が2回目に撮った十三夜月)
もっと月を大きくしたいと思い、デジタルテレコンを使おうと思いましたが多重露出だと使えませんでした。
加えてアートフィルターとiAUTOも、多重露出には対応していませんでした。
月を大きく写すなら、もっと強力な望遠レンズが欲しいですが、三脚を持っていない自分にはキットレンズの望遠レンズが精一杯と言ったところです。
2台のカメラを使っているのは、単にレンズ交換が面倒なだけの理由で、普段のバイク乗車時も前述の2点のレンズをメインに楽しんでおります。
多重露出で叶う欲張り写真
適当に入り込んだ高台の茶畑では、運良く東の空と西の空を眺めることが出来ました。
この時期の魅力的な風景といえばマジックアワーであります。
私はたいへん欲深いため、マジックアワーと十三夜月と茶畑の防霜ファンを含めたバイク写真を求めてしまい、多重露出でなんとか頑張ったのが上写真となります。
先ほど「多重露出はカメラ機能を利用しただけの手軽さであります。」と書きました。
多重露出機能をONにするのは手軽ですが、異なる風景である2枚の写真を重ね合わせての撮影は難しかったです。
出来上がった写真は今までにはないものでしたが、この不思議さが多重露出ならではの魅力かもしれません。
写真に正解も不正解もないと思っているので、今後も「バイクも撮りたいけど◯◯も撮りたい!」という場面では積極的に多重露出を試していこうと思いました。
秋の茶畑にて、撮りたかった4つの要素
全てを多重露出に詰め込む事は出来ませんでしたが、この日は月とバイクが撮れただけでも良しとします。
次回は多重露出は関係なく、ブルーアワーのバイク写真を狙いたいです。
ブルーアワーとのバイク写真は2018年秋に挑戦したものの惨敗。
まずは場所選びが重要かと思っているのですが、なかなか良さそうな場所を見つけ出すことが出来ておりません。
空もあっという間に変化してしまうので難しさを感じております。
季節が進むと夕方は寒くなってしまうので、夕景とのバイク写真撮影をするなら快晴の10月~11月前半くらいが良さそうだけど今年はどうかなぁ。。。といったところです。