
SR125と始めたお散歩ツーリング──
気がつけば10年目に突入していました。
初めて迎えた10月は、ただ立ち止まって写真を撮るだけで精一杯。
今では、バイクの向きや背景に、少しはこだわるようになった。。。つもりです。
どこかに行くわけでもなく、馴染みの道を走りながら、季節の一部を拾い集める。
今月は、そんな「過去と今」を交互に織り交ぜながら、
SR125と歩んだ10月の記録を並べていきます。
秋の気配がゆっくりと深まるなか、
かつての風景と今の視点──
両方を楽しんでいただければ幸いです。
SR125、10月を巡る
秋桜(コスモス)

2025年撮影

2016年撮影
10年前は撮れなかった風景もある。
でも、10年前にしか見えなかった景色も確かにあった。
稲刈り後の風景

2016年撮影

2018年撮影
消えゆく稲架掛け(はさがけ)と、取り残された田んぼ──
静かな終わりを見届けた秋。
ヒガンバナ


10年前は枯れていた花が、今は初旬に咲いている。
咲く季節も、撮る私も──
すべてが少しずつ変わっていく。(2025年撮影)
栗の実

栗、乗せるな。尻、刺さるぞ──
秋の風情という名の刺客。
初のお散歩ツーリングでの一枚。
秋らしさを演出したかったが、攻撃予告になってしまった。(2016年撮影)
柿の実


柿の実はしっかり成っていた。
撮る気も満々だった。
問題は──光が、もうなかったこと。(2020年撮影)
キバナコスモス

2019年撮影

2025年撮影
迷いと誤魔化しのパートカラーからの進化。
ようやく──季節とバイクが並ぶ場所に、立てた気がした。
ケイトウ

求めていたケイトウの深い赤色だったが──
イモ虫に邪魔され、思い描いた景色は撮れなかった。(2023年撮影)
秋祭りの気配

2025年撮影

2024年撮影
守られた提灯と、眠る屋台。
気配さえあれば、写す意味はある。
セイタカアワダチソウ

2016年撮影

2025年撮影
季節の黄色は10年前と変わらない。
映し方が、少しだけ変わった。
秋のみかん

2018年撮影

2020年撮影
静岡という土地が語る、みかんの季節風景。
見映えだけがすべてなら、風景写真でいい。
バイク写真コレクターを名乗るなら、未完の時にも目を向けたい。
ダムツーリング

雨の多かった年の、わずかな晴れ間。
逃すまいと出掛けたが、頭痛でしゃがみ込み、寝そべって空を見た。
撮れた写真はどれも中途半端。
ダムの上を走ったことが、唯一の記憶。(2017年撮影)
ススキ(秋の雑草)

2021年撮影

2020年撮影
絵になるススキを求めたが、
たどり着いたのは、雑草まみれの地元の秋だった。
秋のうろこ雲

夫婦ツーリングの記憶を収めつつも、
主役の座は譲らなかった。(2022年撮影)
冠雪した富士山


ヤエーが小さすぎた反動で、二枚目はやけに主張が強くなった。
それでも主役は、やはり富士山。
ちょうど良く入り込むこと──
それがいちばん難しい。(2023年撮影)
ハロウィン

飾りすぎた10年前。(2016年撮影)
以上、10月のバイク写真選でした。
次の季節も、どうぞお楽しみに。
あとがき
今回で2度目の更新となる、10月のバイク写真まとめ。
2016年から2025年──
初めて10年分が揃う記念すべき月となり、写真枚数も少し多めになってしまいました。
それでも、ずっと目標としていた2点が叶い、ささやかな満足感を得ています。
①お散歩ツーリングを写真という形に残せたこと
②バイク写真撮影の成長記録を10年という区切りで表せたこと
今現在も10年前も、やっていることはさほど変わりません。
ただ、季節だけは容赦なく変わっていく。
たとえばヒガンバナ。
かつては9月の風物詩だったのに、
ここ数年は10月にずれ込み、残暑も長引くようになりました。
秋らしさを感じられるのは、月の下旬になってからが常です。
季節や気温に振り回されることも増えましたが、
それもまた、この10年の変化なのかもしれません。
これからもSR125とともに、ささやかな「秋の兆し」を撮りためていこうと思います。
note版|10月のバイク写真
「10月のバイク写真マガジン」として、4本の記事をnoteに投稿しました。
今回の記事をベースにしていますが、写真や内容は少しアレンジしています。よかったらご覧ください。





















