2020年11月5日、マジックアワーとのバイク写真撮影(自撮り)目当てで、新たに購入した小型三脚を持参して茶畑に行ってみました。
今回は過去の失敗を振り返りつつ、カメラ機能のインターバル撮影を利用してのバイク写真撮影や、私がセルフタイマーによる自撮りを選ぶ理由について書き留めてみました。
インターバル撮影によるバイク写真
撮影開始待ち時間は5秒、撮影間隔は1秒での挑戦でした。コマ数は指定しなかったので初期設定の99枚ですが、途中で止めて帰りました。
ヤケっぱちの自撮りでしたが、セルフタイマーで培われた絶妙な感覚を発揮できたような気がしました。
普段はバイクを停車させてからカメラをセットしますが、この日は周囲が暗くなり早く帰りたかったので、カメラをセットしてからバイクで移動する方法をとりました。
インターバル撮影を使った理由は、カスタムセルフタイマーではコマ数が足りなかったからであります。
20枚ほど撮れた状態で写りを確認したところ、自分でもびっくりするほど絶妙な位置に滑り込んでいたので、調子に乗ってスタンディングポーズも追加しました。
偶然撮れた最初の走行シーンは、子供の頃に見ていたルパン三世のエンディングが原点となっております。これについては改めて記事にしたいと思います。
自撮りにインターバル撮影を避けていた理由
使用したカメラはオリンパスのミラーレス ペンです。(OLYMPUS E-PL8 / M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8)
自分撮りでインターバル撮影を使うのは今回初めてですが、それまではセルフタイマーを使うことがほとんどでした。
なぜセルフタイマーを使っていたかというと、カメラ機能のアートフィルターを使った状態でも撮影可能だったことがいちばんの理由です。
インターバル撮影だとアートフィルターが使えません。これは私にとって大きな問題でした。
美魔女とは程遠いアラフィフバイク乗りの自撮りはそう簡単なものではなく、カメラ機能のアートフィルターと逆光による太陽光は欠かせません。
アートフィルター&逆光の使用例
加えて別カメラで試したインターバル撮影やアートフィルターなしでの自分の姿にショックを受けたことがあり、何となくインターバル撮影を避けていた部分もあります。
普通に撮ると、頭でかくて短足なのが丸わかりなんですよね。。。
自撮りも本来は人物が中心となった写真だと思うのですが、私自身の最近の傾向としては、風景や自然がメインでバイクも乗り手も脇役的なものを求めております。
自撮りしておきながら矛盾してますが、バイクや乗り手の存在はだいたい判ればいいかな。。。くらいに思うようになりました。
時折り、「シャッター押してやるよ!」という方にお願いすることもあるのですが、私を撮ろうと頑張ってくれるのは有り難いのですが、写真は私がメインになったことで台無しになっていることが多いです。
もう1台、自撮りカメラとして使用頻度の高いカシオのフリースタイルカメラ:EXILIM EX-FR100に関しては、アートフィルター的なものは現在使っておりません。
こちらは広角なので、中央辺りに立てばスタイルを多少細長く撮ってくれる特徴があり、本当はちんちくりんの分際で調子に乗って使っている事をこの機会に告白します。
重なる茶畑とオートバイ
茶畑のマジックアワーとのバイク写真は2018年にも挑戦してますが、夕景を背景にすると手前の茶畑とバイクが重なって影となり、イメージしているバイク写真とはかけ離れたものになっていました。
写真を撮り慣れている方ならこうなることは気付くかもしれませんが、経験の浅い私は写真を撮るまでまったく予想ができませんでした。
加えて手持ちのミニ三脚も、茶畑での自撮りに限界を感じておりました。
低すぎてそれこそ前述のような事になってしまうため、ミニ三脚よりも高さをキープできる小型三脚を購入したのは前回紹介済みであります。
ミニ三脚よりも少しばかり高くなった小型三脚で向かった先は、2018年に初挑戦した茶畑と近しい場所であります。暗くなるので、なるべく知っている場所が好ましいという理由です。
マジックアワーとバイクのシルエットを撮るなら、やはり海沿いが好ましくも感じるのですが、どうしても茶畑の防霜ファンのシルエットを入れたく、2020年も懲りずに挑んだところ、やっぱりバイクと茶畑が重なってしまいました。
でも、2018年よりはバイクの存在が明らかになったと思います!
2018年11月撮影
2020年11月撮影
2018年はヘッドライトの小さな点のみですが、2020年はタイヤは埋もれつつも何とかバイクが判る程度にはなったかな。。。
こうなるとミニ三脚でも小型三脚でもあまり違いはなさそうで、やっぱり場所選びが重要だと思うのですが、なかなか良さげな撮影ポイントを見つけ出せておりません。
2018年の記事でも書きましたが、黒い影になると茶畑自体も存在が分からなくなり、茶畑に設置されている防霜ファンのシルエットだけが茶畑であることの証になるのですが、茶畑を見慣れていない方からすれば全くもって謎写真になってしまうかも。
でも私自身が防霜ファンのシルエットを撮りたいだけなので、茶畑を見慣れている方が気付いてくれればいいかな。。。くらいの気持ちで挑んでおります。