2021年12月10日、SR125で静岡県島田市にある【大井川橋】を見に行きました。
以前、強風時にバイクで大井川越えをした際、全集中のニーグリップで内股が筋肉痛になってしまったことがありました。
上記でも記載済みですが、川越え時の強風を少しでも回避するため、大井川橋を利用することが今まで何度もありました。
そんな愛着のある橋でありながら写真が1枚もなかったため、今回はブログ記事目当てで写真を撮りに出掛けた【大井川橋】でのレポートとなります。
大井川橋について
今回見に行った【大井川橋】は、昭和3年(1928年)に竣工されました。
土木学会選奨土木遺産に認定されたのは平成15年(2003年)で、日本百名橋の1つでもあります。
さんざん利用しておいて、ぢつは最近知りました。
橋の下に行ってみた
橋の下にバイクで行くことが出来ました。
もっと引いた場所から写真撮影したかったのですが、砂利で走りづらかったので橋の近くで良しとしました。
橋脚のアーチ部分は、埋められてしまったのかな。
せっかくのアーチがアーチではなくなっており、くぐることが出来ずに残念です。
この日は紅葉したドウダンツツジ的なものが目に留まりましたが、他の季節に訪れても、なにかしらの植物と大井川橋との写真が撮れそうな気がしました。
黄色い歩道が不評の大井川橋だけど。。。
橋の白っぽい部分が歩道
大井川橋の構造形式は「17径間下路式プラットトラス橋」とのことですが、構造については正直よくわかりません。
ただ通常の橋よりは、鉄骨のおかげで強風を遮ってくれていると感じております。
加えて車道よりも少し高い位置にある歩道が、さらに強風を遮ってくれているのではないかと今回気付きました。
鉄骨+歩道のおかげで、大井川を吹き抜ける強烈な風がいくらか緩和されているのは確かかも。
その代わり、強風時に歩道を渡るのは辛そうです。
土木学会のホームページでは、「黄色い歩道橋が美しくない!」との解説がありました。
⇒ 大井川橋の解説シート/土木学会選奨土木遺産
私にとっては美しさよりも強風を遮ってくれる方が重要なので、そのへんは許してあげてって感じです。
橋は渡るためにある!
パルプ工場と凧揚げ名人
大井川に水はほとんどなかった
橋の写真も撮ったので帰ろうとしたところ、駐車場に車が1台もなかったため、チャンスと思いパルプ工場を背景にしたバイクポートレートに挑戦。
途中、車が1台やってきたのですが、自撮りしていることに気付いてくれて、タイマーが終わるまで待っていてくれました。
待っていてくれたおじいさんは凧揚げ名人でした。
少しばかり会話をした後、凧揚げを始めたので様子を見ていたところ、風もないのにヒュッと凧が上昇。
「今日は風がないから難しい。」と言っていましたが、無風状態で上げてしまう時点で凄いです。
でも残念ながら凧はすぐに落下。
凧揚げする場面なんて見たことないから、どうするのか様子を伺っていたところ、車のトランクに積まれた凧揚げ道具を取り出し、糸らしきものを調整していました。
見ていてもわからなかったので途中で帰りましたが、会話中「俺は凧を上げるのが大好きなんだ!」と嬉しそうに話す表情が印象的でした。
私は自撮りシーンを見られて恥ずかしかったため、おじいさんに写真撮影について聞かれたときは適当にごまかしてしまいました。
でもこれからは、「バイクと自撮りするのが大好きなんだ!」と照れずに言ってみようかしら。。。と少しばかり勇気をもらったお散歩ツーリングでありました。
凧とのバイク写真に挑戦するも難しかった