2021年2月19日、造船所を背景にした自撮りバイク写真に挑戦してみました。
場所は静岡県焼津市の漁港です。
「風景+バイク」がメインだった趣味のバイク写真ですが、今年は「風景+バイク+人」の写真撮影を目標としてみました。
テーマは「乗り手あってのバイク写真!」ということで、新たに三脚も購入しての実践となりました。
バイク乗車はソロ活動がほとんどなので、「人」を入れたバイク写真となると自撮りをすることになります。
三脚を使ったセルフポートレートは始めたばかりで難しさを感じておりますが、バイク写真の更なる上達を目指すため、実際に撮れてしまった写真を例に反省点や気付きを書き留め、次回に繋げたいと思います。
大きな造船所と地味で小さなオートバイ
バイク、目立たず!
カメラに近付いて存在をアピール
上写真から判ることは、造船所に対してバイクは非常に小さいこと。
加えてバイクも乗り手も地味色のため、造船所の足場に存在をかき消されてしまいました。
赤色やライムグリーンのバイクだったら見栄えしたのかな。。。?
それはさておき、写真では造船所のクレーンを入れたかったので、自分がカメラに近づいて存在をアピールするしかないと思ったのですが、近付いても造船所の足場でバイクが目立たないのは変わりませんでした。
背景は変えられないので、カメラ位置を移動させることにしました。
富士山と造船所の間を走りたくて
富士山が見える造船所ということで、小さいながらも富士山は写真に入れたいと思いました。
造船所に近づくとバイクが足場と重なって存在をかき消されてしまうため、富士山と造船所の間を走行する事にしました。
ただ、カメラをセットして狭い範囲をグルグル走っているため、イメージしていた場所にバイクが写っておらず、スピードもかなりの低速なので、走行しているのに停車しているような写真が量産されました。
停車したような走行写真と動くクレーン
この日使用したカメラとレンズは以下となります。
OLYMPUS E-PL8 / M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
前述の通り、造船所のクレーンまで写したかったので、手持ちのレンズでは上記しか選択肢はありませんでした。
インターバル撮影を利用しましたが、撮影間隔が最短で1秒では、狭い範囲を走行するには難しさを感じました。
普通にバイク走行した場合、1秒あれば走れる直線距離は長いと思います。
カメラ位置もこれ以上下がれず、造船所と富士山はどうしても入れたかったので、唯一動ける自分がベストポジションに入り込もうと思ったのですが、1秒間隔だとバイクが小さすぎるか、低速のため停車しているような走行写真になってしまう気がしました。
カメラやバイク操作が上手な方なら、こんな事にはならないのかな。。。
停車したような走行写真とは対照的に、左端のクレーンの動きが想像以上に激しく、最初に良かれと思った位置から移動して大幅にずれていたりと、改めて造船所近くでの写真撮影に難しさを感じました。
撮影途中、冴えない走行写真に落胆し、最初から停車している写真に切り替えようかと思ったのですが、やっぱり低速でも走行写真にこだわってみました。
時おり心変わりをしながらも、何気に地面を両足で「てぃ!」と蹴り上げて発進した冒頭写真が、今回撮影した中では唯一風景に馴染めたような一枚となりました。
普段は片足をペダルに乗せた状態で発進していると思いますが、狭い範囲をグルグル走っていたせいか、変な癖が出たかもしれません。
バイクの進行方向に富士山があるのも良かったかも。
最初は向かってくるパターンを狙っていましたが、今回は後ろ向きの方が自然な感じがしました。
バイクの向きも、状況次第で良し悪しが変化するので難しいところであります。
快晴時の屋外はカメラの液晶が見辛く、細かい写真確認は帰宅後となるため、漁港では失敗だと思った写真も自宅で見ると許容範囲だったり逆のパターンもあったりで、バイク写真を始めた頃のような新鮮さを感じました。
まだまだ改善点が山盛りですが、イメージ通りに写真が撮れなくても、写真に写った青空を見ると、出掛けて良かったなぁと感じたバイク散歩でありました。
この経験が今後の写真撮影に役立つことに期待したい!
おまけの富士山
本当は富士山目当てで漁港に行ったのですが、道に迷って今回の場所に入り込んでしまいました。
偶然とはいえ、大好きな造船所を近くで見られる場所に興奮し、この日は富士山よりも造船所を優先させてしまいました。
写真で富士山を狙うなら、対岸から望遠レンズで狙ったほうが綺麗に撮れる気がしたので、漁港との富士山写真は気が向いた時に改めて挑戦したいと思います。