2020年10月29日、SR125で夕方の茶畑周辺をお散歩中、夕陽を浴びた「ひっつき虫」を背景にしたバイク写真を撮りたくなり、多重露出の練習も兼ねて挑んでみました。
今回は、バイク写真撮影時に取り入れると秋らしさがUPするひっつき虫の名脇役ぶりについて書き留めてみました。
ひっつき虫とは
ひっつき虫とは虫ではなく植物であります。正式名はコセンダングサだったかな。
道ばたや空き地に生えている雑草で、秋になると黄色い花が咲きます①。
花が散ると棘のある筒状の実になり②、次第に棘は放射状に広がって衣服などにくっつくといったところです③。
①とのバイク写真
手前のボケた黄色がコセンダングサの花で、奥はセイタカアワダチソウの黄色です。
異なる植物ですが、似たような黄色だったため写真を撮るには好都合だったかな。まだ棘はないので衣服にはくっつきません。
②とのバイク写真
黄色い花が散ると筒状の棘のある実に変化します。今回撮りたかったバイク写真は、この状態のひっつき虫です。
空に向かって伸びた筒状の実は、紅葉のような派手さはないけど地味~に秋らしさを感じる光景であります。
夕陽を浴びたシルエットが素敵だったので、多重露出を利用してSR125と重ね合わせてみました。
バイク写真撮影中の③
筒状から次第に放射状に棘が広がりひっつき虫となります。もこもこ素材に付くと最悪!
里山の道沿いでバイク写真撮影をすることが多い私は、毎年のように下半身が棘だらけになっておりますが、棘にさえ注意すれば、秋のバイク写真撮影時での名脇役だと思っております。
もう少し季節が進むと、放射状となった棘のシルエットが増えるはず。
でもその頃になると、秋よりも冬の寒さの方が気になってしまうかな。
おまけの夕陽とバイク写真
夕陽のスポットライト
もう少し引いて撮りたかったけど、これ以上は下がれず。。。
里山の夕陽とオートバイ
列車通過を待ったがタイミングが合わず。。。
普段のバイク乗車は昼間がほとんどなので、夕陽とのバイク写真撮影の練習も兼ねたお散歩でした。
その後、十三夜月との写真撮影に挑んだのは前回紹介済みです。