2013年の春頃から、ビラーゴ250とのお別れを漠然と考えるようになりました。
理由はバイク乗車における体力や気力の衰え、ビラーゴの不調に対する不安が挙げられます。
長いこと所有しておりましたが、気が向いた時に近場をサクッと乗車するスタイルは購入当初から変わらず現在に至っております。
そのため、ビラーゴで遠出や旅行、マスツーした経験はほとんどなく、今更そのような思い出作りも自分には無理なので、なにか他の形でビラーゴに対しての思い出を作りたくなりました。
ストックフォトによる思い出作り
そこで目に留まったのがストックフォトでありました。
自分が撮った写真を販売できるサービスで、その写真がダウンロードされると多少は報酬が入るというシステムであります。
ストックフォトはお小遣い稼ぎとしての紹介が強い印象でしたが、そこまで甘い夢は見ておらず、自分でも何とか取り組めそうな初心者向けの写真素材【PIXTA】に登録。
その時、目標の1つとしてビラーゴ写真のダウンロードを定めました。
そんなんで、2013年のバイク乗車時での写真撮影は前年以上に熱くなり。
2013年6月18日、棚田でのビラーゴとアジサイの写真撮影が思い通りにならなかったため、通りがかりの道沿いで再挑戦したものの、冴えない写真を量産して終わりました。
しばらく執念深く挑んでみたものの、どう頑張っても冴えないのでこの日は結局諦めました。
やはりストックフォトのための写真という邪念が入ったのが良くなかったかもしれません。
ストックフォトの事を考えると、ただでさえ悩むバイク写真撮影が更に行き詰まってしまうため、普段通りの思い付いたままに撮ることにしました。
ふとビラーゴを見ると全く手入れもせず、くすんだ状態にも関わらずアジサイが写りこんでおりました。
アジサイ柄のビラーゴに暫し見とれてしまったのですが、こんな時のためにもっとバイクを綺麗にしておけば。。。なんて思ったり。
バイク手入れも乗車とセットで習慣にしたいと感じながらも、ビラーゴ乗車における不安の方が勝り、実行に移す事はなくお別れしてしまいました。
ストックフォトを3年間続けた感想
<2019年7月追記>
ストックフォトを意識した写真撮影の楽しさというのも存在するかと思いますが、最終的な目標がダウンロードなので、自分の感性は抑えなければならない瞬間があったりします。
趣味として感覚的に写真撮影をしたい場合、「売れるか売れないか?」なんて事は考えません。
そのような思いは、純粋に写真撮影を楽しみたい場合は不要だと思い、最初の目標だったビラーゴ写真のダウンロードを果たしたところでストックフォトへも遠ざかり。
自分なりに目標設定を立てて楽しんでいた3年間でしたが、時間に余裕があれば写真のアップロードもしたい気持ちも多少はあります。
それ以前に過去にせっせとアップロードした冴えない写真の削除の方が先ですが、現在はブログ投稿に夢中で放置状態が続いております。