曇り空で奇跡的に猛暑が和らいだ2018年7月17日、夏の田畑とSR125を記念撮影した前回の続きです。
田園風景は毎年見ても飽きないけど
立っているだけでも汗が出てくる暑さなんですが、鮮やかな緑をした田園とその中を微かに吹き抜けていく風が心地良く、夏の曇り空をありがたく感じたり。
こんなんだったら自宅でモジモジしていないで、行き先を決めて少し遠くまで行っても良かったかもですが、やはり夏のバイク乗車と写真撮影は暑さによる体調不良が怖いので、様子見程度の乗車でちょうど良かったんだと自分自身に言い聞かせ。
写真撮影も暑いので適当なところで切り上げ、走り慣れた道沿いにある田園風景を見て帰宅するつもりでしたが。。。
OLYMPUS E-PL6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R / ポップアート
農作業をしている軽トラがいなかったので、チャンスとばかりに小道にIN!
私がバイク乗車で見かける風景は茶畑と田んぼがほとんどですが、新芽の生える頃や今回のように緑が色濃くなった田園風景は見飽きる事はなく毎年癒される風景であります。
ただ、バイク写真となるとちょっと事情は異なり、2017年5月に撮った写真と限りなく似ている事に退屈さを覚えてしまい。
去年と同じような写真を撮っても前年ほどの楽しさは感じられませんでした。
野花の思いがけないメルヘン効果
一度味わったシチュエーションを何とか打破しようと思っていた時、足元に野花を発見。
OLYMPUS E-PL6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R /
2017年とは異なるメルヘンな田園とバイクのある風景が撮れました♪
そよ風が吹いていたので、写真を撮る度にお花の動きが変化して夢中になってしまいました。
OLYMPUS E-PL6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R /
お花はポピーでしょうか。満開の頃は過ぎたようで花びらが散った茎の方が多かった印象でしたが、葉っぱのないシンプルな茎が田園風景には馴染んだような気がしました。
せっかくなので他の野花でもチャレンジ。
ヒメジョオンらしき野花
OLYMPUS E-PL6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R /
白い密集した小花だったので、ポピーとは違ったメルヘンさがありました。
野花ではありませんが、エノコログサ(ネコジャラシ)でも試してみましたが、野花の方が見栄え良かったので今回は省略。
更なる脇役を待ってみたが。。。
野花咲く田園とSR125を撮影中、電車が通過する音が聞こえのであわよくば電車も撮れるかと期待したのですが、音はするものの姿は見えず。
OLYMPUS E-PL6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R /
どうやら緑の茂みでちょうど電車が見えなかったのですが、右から左へ通過する際、電車がチラリと見えた瞬間があり、その瞬間を狙おうと再び電車が来るのを待ってみたのですが、暑さと途中で軽トラがやって来たので見送りました。
翌日からは天気予報通りの耐え難い暑さが続き、バイク乗車できたこの日は今思うと奇跡的だったとしか思えません。
暑さが収まるまで、バイク乗車はしばらくお休みです。
田んぼとその中に浮かぶ、雪のように浮かぶ白い花が、
暑さで霞む遠くの緑の中、なぜかホッとするような時間を感じました。
ムヒカさんの、その写真を見ながら唐突に雪を思い出し、この夏も通り過ぎてしまう季節のひとつ。
今が夏の旬なのに、北海道はあと3か月しかないんだなと思ったりすると、
この暑い季節でさえも、心行くまで感じていたくなりました。
今の暑さも、過ぎ去れば懐かしくなる。
四季の移ろいは思い出しながら、今を焼き付けながら、記憶に残して行きたいですね。
こちら札幌もやっと夏らしくなってきて、ヘコタレテいますが、
とは言っても、ムヒカさんの居る道とは10℃以上違ったりだから、
まだまだ甘いですね(^^;
selenさん
コメントありがとうございます。
暑い中でも四季の移ろいを感じると、多少は暑さを忘れることができます。
私の活動範囲は田舎の田畑がメインなので、まだ風通りが良い方だと思いますが、
長い事住んでいると体が慣れてしまい、自分の地域より暑い場所へ行くのは年々億劫になっております。
北海道へはここ数年、お盆休みに避暑目的で出掛けておりますが、場所によっては夏を通り越して秋の寒さを感じてしまい、
自分が住んでいる地域とのギャップに毎回驚かされます。