上写真は、タメコミアンの旦那が長年所有していたステッカーであります。
古いものだと80年代のバイクレースやF1絡みのものがありました。
バイク保管庫が完成した2018年、ガレージ内部に貼り付けて一気に使い切ろうと閃いたのですが、ガレージを前にすると、どうしても貼り付ける勇気が出なくて見送りました。
私自身はガレージ内部やツールボックス、ヘルメット、愛車、ボードなどにステッカーがたくさん貼られた画像を見ては憧れたりもするのですが、いざ自分が実践するとなると出来ないタイプで、今回ようやくステッカーを惜しみなく貼り付けられる対象を見つけ出したので書き留めてみました。
自宅の砂埃よけのダンボール
ステッカーを貼ったのはダンボールで、自宅では窓から入ってくる砂埃よけとして長年使用しております。
我が家はベランダと室内の段差がほとんどないマンションのため、風の強い日に窓を開けていると、室内の床がザラザラになるほど砂埃が侵入してくるので、いつの頃からか、窓際にダンボールを立てかけるようになりました。
思いつきで立てかけたダンボールですが効果はてきめんで、ここ最近は窓の閉め忘れによる急な強風雨の侵入も多少は防いでくれて大いに役立っております。
ただし!
ダンボールそのままでは非常に生活感まるだしというか、貧乏くさいというか、見た目がイマイチなのであります。
最近はもう客人を自宅に入れることはないので、見た目がイマイチでも役目を果たせば良いと思ってますが、かつて友人に「これ何?」と聞かれた時は恥ずかしかった思い出があります。
今回、長年の使用で劣化した砂埃よけのダンボールを新たに新調したのを機に、持て余していたステッカーの活用を閃いた次第であります。
ちなみにダンボールは通販で利用したもので、厚みがあり、自宅の窓際に合いそうなサイズだったら利用するというスタンスです。
ダンボールの角は汚れ防止と補強のため、糸の入った布ガムテープを貼り付けます。
今まではこの状態で使っていましたが、今回はステッカーを貼ったことでかなり見栄えが良くなったと思うし、ステッカーのおかげで雨粒を多少なりとも弾いてくれることにも期待したい!
使用例
表も裏もないのですが、両面にステッカーを貼ったことで、「いかにもダンボール!」という印象は薄らいだかな。
使用例は高い位置にある窓ですが、外から見るとハチャメチャに貼ったステッカーの派手さが良いアクセントになり、雨続きのどんよりした気分が多少は明るくなるような気がしました。
30年以上前のステッカーの粘着度合い
ゴミ箱に貼ったステッカー
1980年代のステッカーが多かったですが、中には1982年と印刷されたものもあり。
今回気になったのは、ステッカーの粘着度合いでありました。
ステッカーに記載された年代を単純に遡ると、最高で約40年前のものも存在することになります。
目の前の大量のステッカーを惜しみなく貼り付けた結果は、約40年前のステッカーでも粘着力をキープしているものもあれば、粘着力が弱まっていたり、ステッカーと台紙が完全に貼り付いて剥がせなかったものもありました。
こればかりは実際に貼ってみなければ分からなく、年数よりも保存状態やステッカー次第だと思いました。
貼り付いてもしばらくすると浮いてしまうものもあり、なかなかダンボールに上手いこと貼り付けられずに苦戦しました。
そもそもステッカーってツルツルした面に貼るのが一般的だと思いますが、今回はザラザラしたダンボールに貼ろうとしたのも剥がれてしまう要因だったと思います。
上のゴミ箱に貼ったステッカーは、一度剥がれたにも関わらず、プラスチックのゴミ箱ではしっかりと貼り付いております。
ダンボールに貼り付けたステッカーは今のところ大丈夫ですが、いずれ剥がれてしまいそうな不安も残りました。
貼れないステッカーほど悲しいものはない
今回、私自身が所有していたステッカーは全て貼り付け完了したのでスッキリです。
自分が子供の頃、シール貼りが大好きだったので、「子どもはシール(ステッカー)好き」という思い込みがあり、過去に不要なステッカー類を姪っ子に譲り断捨離成功!なんて自己満足していたのですが、旅先で手に入れた思い入れがあるものに関しては手放せませんでした。
上写真にある東日本大震災の翌年に手に入れた気仙沼・南気仙沼駅のステッカー・モトローラグッズに夢中だった頃に購入したステッカー・月山ステッカー・ロンドンで購入したGBステッカーに関しては子どもに譲れませんでした。
上記のものに関しては、旅先での思い出が勝ってしまったかもしれません。ケチなおばさんでゴメンナサイ。
でもステッカーって、ただ所有している状態だと単なる不用品を持っているのと変わらない気がして、今回旦那のステッカー消費ついでに自分の所有していただけのステッカーをようやく貼り付ける決心がつきました。
経年劣化で貼れなくなったステッカーほど悲しいものはない!
バイクだって、動かないバイクほど悲しいものはない!
貼り付けたのは前述の砂埃よけのダンボールに加え、レシートやメモ帳などを入れる空き箱にも貼りました。
「小物入れぐらい買えよ!」と言われそうですが、購入した文房具が入っていた空き箱がレシートやメモなどのいずれ廃棄する紙切れを入れるのにジャストサイズだったので、小物入れに昇格させた次第であります。
小物入れはダンボールと違ってもともと印刷があるので見た目がイマイチですが、ステッカーを貼っている最中は最高に楽しく、昼メシを食べるのも忘れて夢中で貼り付けていました。
やっぱりステッカーは、所有するより貼り付けて楽しむのがいちばんだと今更ながらに確信。
集中していたせいか、その後は程よい疲労感でぐったりしてしまいました。
それにしても80年代のタバコのパッケージって、素敵なデザインが多かったよなぁ。。。と、貼り切れなかったステッカーに再び見入ってしまった雨の日でありました。
おまけ
過去に自分のヘルメットと愛車にステッカーを貼り付けた時の記事です。よろしければ!