21年目のビラーゴ(2014年)

【大井海軍航空隊跡地】バイクで巡る戦争遺跡☆21年目のビラーゴ

2014年8月3日、購入から21年目のビラーゴ250の記録です。

2014年7月上旬、バイク屋さんで修理依頼したビラーゴが戻って来ましたが、暑さや体調がイマイチなどの理由で乗車したのは8月初旬でありました。

8月と言えば終戦記念日なので、静岡県牧之原市にある大井海軍航空隊跡地に旦那の運転による二人乗りで出掛けてみました。(相変わらず単身乗車をする気力は低く。。。)

茶畑の中の戦争遺跡

1942年(昭和17年)、牧之原台地に建設された大井海軍航空隊は、偵察員を養成する練習飛行場だったそうです。

当時の正門門柱前にてバイクと記念撮影
大井海軍航空隊の記念碑とオートバイ
OLYMPUS E-PL3 / M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 / ドラマチックトーン

大井海軍航空隊の記念碑
巨大なフックにヘルメットやグローブを掛けそうになったけど止めときました。
本来の役割は何なのか気になるところです。

記念碑から徒歩2分の牧之原コミュニティセンターに展示品があるという事で行ってみました。
休日の夕方で施設は閉まっていましたが、屋外の展示品は見学可能でした。

当時の練習航空機だった「白菊」の9気筒星型エンジンが美しい放射状を残したまま展示されておりました。

白菊のエンジン
復元されたものとはいえ、県内でこんな美しい星型エンジンを無料で見学できるとは驚きでした。
戦後50年記念として、旧清水市に40数年水没していたところを引き上げられたそうな。

星型エンジンの隣りには偵察員を養成するだけあって、その証拠たるブツも存在。

海軍魂注入棒
士官に何かと理由を付けられては「海軍魂注入棒」で臀部を思い切り殴られたという戦争体験談を新聞の「語り継ぐ戦争」で読んだばかりだったので、目の前にある実物が衝撃的でした。

海軍魂注入棒は想像していたよりも太く、こんなんで海軍魂を注入させられた日には。。。

カブトムシの亡骸
私は2度と起き上がれないかもしれません。。。

気を取り直して次の展示へ。
一見、遊具のように見える集合体ですが。。。

航空機の車輪らしきもの
海軍魂注入棒が立てかけられている様子から、当時の航空機の車輪でしょうか。
奥には同じく当時のものと思われる大井海軍航空隊の看板が立てかけられておりました。

昭和17年(1942年)4月の開隊と共に使用されてきた時鐘。

時鐘
終戦後は火災報知の半鐘として、現在は平和の鐘として永久保存。
材質は砲金で重量は80.2kgもあるそうな。
最近金属泥棒が多いから盗まれないことを願います。

エンジン好きによる「白菊」エンジンの見どころ

コメントはエンジン好きな旦那によるものです。星型エンジンはプロペラ機の機首に装備され、プロペラを回転させる役目をしておりました。

白菊エンジン
放射状に生えたコンロッドが千手観音を思わせる美しさを放っております。

白菊エンジン
薄肉のシリンダと空冷フィンがアーティスティック!

私はエンジンの仕組みはよくわかりませんが、なぜか見るのは好きであります。
以前、バイクのパーツをアーティスティックに撮影している方のブログを意味もわからずに楽しんで見ていた時期がありました。

9気筒星型エンジンの上記2枚も何か惹かれるものがあって撮ったのだけど、仕組みや単語を知らないと表現のしようがないので旦那に聞いてみた次第であります。

白菊エンジン
回転バランスを保つ為、クランクシャフトに付けられた黒いカウンターウェイト。

白菊エンジン
シリンダを覗いたところ。ピストンが朽ちております。

白菊エンジン
上死点のピストン。

興味のない方には即効で画面右上の✖ボタンを押される内容となってしまいましたが、星型エンジンを見て千手観音を感じる人はあまりいないのでは。。。と感じ、面白がって旦那のコメントを聞き出して当時投稿していた旅行記サイトに公開してやろうかと思ったのですが、企みがバレたらしく途中から単なる説明で終わってしまいました。

そんなんで星型エンジンについては明確に理解することはなかったのですが、いちばん判りやすく感じたのがWikipediaで見た星型エンジンの動きを再現したものでした。(興味のある方はセルフ検索でお願いします。)

ただ私がむっつりスケベなせいか、初めて動きを見た時は艶かしさを感じてニヤニヤしてしまい。
でも「白菊」のエンジン説明に『誇り高きエンジン』との記載があったことから「変な連想は断ち切らないと!」と感じた事を思い出した次第であります。

この記事はその時の旅行記を書き直したものですが、せっかく旦那が説明してくれたので星型エンジンについても再掲載してみました。

最後の1枚はエンジンの後方部。

白菊エンジン
展示小屋の前方にチェーンが張られているため、後方からは見学できないのが残念でした。

以上、白菊のエンジンでした。

大井海軍航空隊跡地を見学したその後

周辺には当時のものらしき遺構が残っているようですが、興味はあるものの改めての見学には行っておりません。

もしかすると既に取り壊されてしまった遺構もあるかもですが、門柱前ではSR125を購入した2016年に記念撮影目的で行っております。

毎回写真を撮っているわけではないですが、思い起こすとバイク乗車時に周辺を通過している事が多く、かつて飛行場だった場所にある広い茶畑を眺めながらバイク乗車するのがお気に入りであります。
茶畑では2018年4月、自撮りに挑戦したものの出来栄えはイマイチでした。

旧大井海軍航空隊跡隊門
所在地:静岡県牧之原市布引原 Google マップ

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