2018年2月頃、実家の庭を整地してバイク保管庫を建てる運びとなった前回の続きです。
真面目な落書きメモ
2018年3月3日、久々にバイク乗車しようと実家に出向いたところ、テーブルに幼児の落書きのようなメモを発見。
母親曰く、どうやらこのメモを元に父親が庭木を着々と処理しているようですが、全くもって本人にしか理解できないレベルであります。
最初は母親と大笑いして面白がっていたのですが、庭には落とし穴を思わせる穴が既に何個か掘られており、バイク保管庫を建てる本人と一度しっかり話し合うべきではないか。。。と感じ、翌週旦那を連れて実家に向かいました。
庭木の伐採と移植
2018年3月11日、実家に行くと既に庭の半分以上の木が無くなっていました。
小さな庭なのでそれほど大きな木はなく、全てのこぎりで切ったそうです。
父親曰く、最初は庭木を全て処分するつもりでしたが途中で気が変わり、気に入った物はバイク保管庫が出来るまで別の場所に移しておくことにしたようです。
実家に行った際、既に何本かは移植されていたのですが、母親が言うには素人ながらに植木屋さんが処理するように根っこを丸く包んでいたとの事でした。(どこで覚えた。。。?)
自分で根っこから引き抜く事が出来た木は、しばらく庭に放置して雨降りを利用して根っこの土を流し、乾いたら細かく切って可燃ゴミとして処分したそうです。
ちなみに写真手前に写っている松の木は父親のお気に入りだったにも関わらず、一部が枯れてダメになっていた為、涙を流して切っていたと母親が笑いながら教えてくれました。
小さい状態から形を整えて育てたため愛着があったそうですが、ビラーゴやSR125を出し入れする際、通路側に飛び出したように生えている松の枝は私にとっては超絶邪魔な存在でありました。
父親には思い入れがあった松の木ですが、私や母親にとってはそうでもなかった事が判明。
物心着いた時には既に存在していた松なので、無くなってしまうのは少々寂しさを感じつつも致し方なく。。。
全ての行動は俺の庭木を守るため
小さな庭ですが庭木の伐採などを含めた作業となると、70代後半の父親には体力的に無理があるかと思い、「どこへ頼めば良いのかしら。。。?」なんて旦那とのんびり構えていただけに、父親のスピーディーな行動には驚かされ。
最初は父親の一生懸命な行動に謎が深まったのですが、母親の話を聞いたり様子を見ているうちに理由がなんとなく判明。
私たちが業者に頼む事でお気に入りの庭木を撤去されることに焦りを感じ、自ら庭木の作業を推し進めたことが伺えました。
自分の庭だから当然と言えば当然かも。。。
旦那は父親のささやかな自分本位ぶりに10年以上は惑わされていましたが、ここ最近はようやく父親の性格が分かってきたようで、「全ては俺の庭木を守る為だったんだね。」と私が気付くと同時に悟っておりました。
次回、土で盛り上がっていた庭が平らになります。
<つづく>
何かを一緒に作って行く過程は、とても楽しいですね!
しかも・・・それぞれに想いがあって(笑)
バイクで走ることも似てるよなぁ~、なんて思いました。
その過程が楽しいんですよね(^^)
つづきをまたまた楽しみにしてます!
selenさん
コメントありがとうございます。
今思うと、いちばん熱が入っていたのは父親だったかもしれません。
私も旦那も自分の庭ではないため、遠慮がちだった所が大きいです。