連日の熱帯夜による寝不足で体が弱り、歯肉炎で歯茎が腫れて1週間。。。
腫れと痛みもだいぶ治まり、曇り空で熱中症指数もMAXではなかった2017年7月23日、ひと月以上ぶりにSR125に乗ってみました。
と言っても暑い夏であることは変わりないので無理はせず、サクッとお散歩する程度にとどめました。
いつものように茶畑の広がる牧之原台地を走行中、以前より存在は知っていたけど行ったことはない静岡県牧之原市の勝間田城跡の看板が目に留まり近くまで行ってみました。
OLYMPUS E-PL3 / M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 / ドラマチックトーン
OLYMPUS E-PL6 / SIGMA 30mm F2.8 DN / リーニュクレール
写真のおじいちゃんは、勝間田城跡の駐車場で私が来る前より車内で寛いでおりました。
(ブログへの写真掲載はおじいちゃんに了承済みです。)
駐車場には私とおじいちゃん以外は誰も居らず、お互いに存在は認識していたと思います。
私が山道から戻って駐車場で写真を撮っていたところ、「勝間田城跡は見たか?」と声を掛けられ。
少し間を置いて山から下ってきた自分は、おじいちゃんからすれば勝間田城跡を見てきたと思われて当然かもですが、ぢつは私、、、勝間田城跡まで行くことが出来ませんでした!
駐車場には「車では登れません 道路に駐車できません」との看板がありましたが、バイクだったら行けるかも。。。と思い挑んだところ、途中から道が狭くなり。
写真で見ると余裕で行けそうにも感じるのですが、誰も居ない山道を一人でバイク乗車していると些細な事でも恐ろしさを感じてしまうものです。
加えてこの先、バイクの方向転換が出来るスペースがあるか判らないのも不安でした。
2017年4月、茶畑の中の細道へ少しばかり入り込んでしまった際、坂道だったので後退するのに物凄く大変だった事があり。
何かあってからでは遅いので、直感で「無理だ!」と思ったときは潔くUターンをしている小心者であります。
おじいちゃんに上の写真を見せたところ、50m程先に勝間田城跡があるらしく、バイクだったらこの先も行けるよ!との事でしたが私はちょっと怖くて無理かも。。。
ちなみにバイクを停車して徒歩で確認するという案もあったのですが、坂道でバイクが安定せず降りることが出来ませんでした。
こうなったら来た道を戻るしかないのですが、運転下手くそなのでバイクの向きを変えるのに苦戦。
下は上ってきた坂道。
左手には更に細い小道。
小道へ上るスペースを利用し、写真を撮るため道路を遮るように停車。
坂道でバイクに跨った状態なので全てが安定せず、自分でも理解に苦しむ写真を撮ってしまったり。
と、こんな間抜けな行動をしつつ、何とか山道を下ってきた次第であります。
おじいちゃんに写真を見せる際、見せたい写真がなかなか出てこなく待たせてしまったその間。。。
OLYMPUS E-PL3 / M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8 / トイフォト
おじいちゃんは立っているのが辛かったのか、あまりにも自然にSR125のリアステーを両手でがっちり掴んでいました。
一瞬「これは手すりではありません! ピッピッ!(笛の音)」と言いたくなりましたが、似たような年齢の両親が「手すりがあるとつい掴んでしまう。」と言った事を思い出し、掴まれているのを許してしまいました。
帰り際に「いいバイクだね。」と褒めてくれたけど、きっと掴み心地が良かったのかな?と感じた次第であります。
<つづく>
勝間田城跡
所在地:静岡県牧之原市勝田2160-1 Google マップ