長雨と新型コロナウイルスの感染が気になり、Go To トラベルな気分になれない時は、「遠くへ行くより近くの田畑!」が手っ取り早く、SR125で近場の田んぼへ出かけたのは前回紹介済みであります。
と言っても私の場合、バイクで遠くへ出かけることはまずないため、近場の田んぼへ出向いたのは普段と変わらない行動パターンなんですけどね!
2020年7月16日、田んぼのさらし首を見学後、近くにユリの花を発見。
お花の旬は、アジサイからユリへと移り変わっておりました。
以前からユリとのバイク写真撮影に挑戦したかった私にとって、この日を逃したら次のチャンスはいつになるか分からないと思い頑張ったのですが、さらし首のあった田んぼ近くではどうにも条件が悪く、別の場所にあるユリの花を求めて走り出すことにしました。
今回は待ち望んだユリとのバイク写真撮影に挑みながらも、ちょっと行き詰まった感覚について書き留めてみました。よろしければ!
バイク写真撮影定番化の落とし穴
困った時のバイク写真パターン
同じような場所でバイク写真を撮り続けていると、自分の好きな角度などが定着するせいか、背景や周辺が異なるだけで似たような写真が増えてきます。
見栄えすると感じている愛車の角度も、自分の中で凝り固まってしまった感が否めません。
最初の頃は、似たようなバイク写真が増えても良いかと思っていましたが、最近は自分のバイク写真を見ても退屈に感じてしまう事が増えました。
上写真は、植物とバイクを一緒に撮りたい時に利用することが多いパターンでありますが、私にとっては困った時の最終手段に近いもので、当ブログでも似たような写真は多いと思っております。
ゼロから始めたバイク写真撮影だったので、自分なりに導き出した上記バイク写真パターンに愛着はあるのですが、自分でも退屈してしまうのは、困った時の最終手段として定番化してしまったせいかもしれません。
写真撮影は楽しんだもの勝ち
趣味のバイク写真撮影に退屈さを感じたら、せっかくのバイク乗車もバイク写真撮影の楽しさも半減どころか苦痛です。
ここは、今まで良かれと思って楽しんできたバイク写真のステップアップ期間に差し掛かったと思い、一度今までのパターンから脱却する必要があるかもしれません。
ということで、上写真は困った時のバイク写真パターンの逆側から撮ってみました!
永遠の初心者なので、手持ちの引き出しは浅くて少ないのであります。
バイク写真を撮るならマフラー側とか、今まで自分が素敵だと思っていた愛車の角度とか、たくさん撮影したことで気付いたバイク写真撮影のコツみたいなものを、しばらくリセットしてみようかと感じたユリとのバイク写真撮影でした。
羽根が傷んだクロアゲハ
肉眼では気付きませんでしたが、写真で撮ったクロアゲハはどの子も羽根がボロボロでした。上写真の子はまだキレイな方かな。
「どうした! ボロボロじゃないか!」と心配になるのですが、私にはどうすることもできません。
暑さによるバイク写真撮影に厳しさを感じていましたが、クロアゲハのボロボロに傷んだ羽根を見たら、もっと過酷な環境下にいることを思い知らされた気がしました。
ということで、次から次へとオニユリに寄ってくるクロアゲハとのバイク写真に挑戦です。
クロアゲハを狙って撮ったものは撮れてなく、上の2枚は偶然撮れたものであります。
偶然に感謝かつ、以前から憧れていたユリと蝶との自分撮りが叶って嬉しく思います。
自分撮りも、バイクでのスタンディングを自分なりの芸風として宣言したばかりですが。。。
今回は座ったままのほうが写真としては自然だったので、スタンディングは見送りました。
バイク写真撮影における定番化は使い過ぎると飽きが来るし、状況によっては使えなかったりで、なかなか難しく感じた次第であります。
今後は定番化に頼らず、その時の状況を楽しむくらいの気持ちで挑みたいと思いました。気分も新たに降り出しに戻ろうと思います。
ちなみにユリの花の奥では、おばあさんが黙々と不要な花の処理や草取り作業に没頭中。冒頭写真には、おばあさんの作業用台車が中央下部に小さく写っております。
おばあさんが作業中だったので、一旦この場所でのバイク写真撮影を見送ったのですが、他にユリの花とバイク写真撮影できそうな場所を見つけ出すことが出来ずに再び戻ってきた次第であります。
黙々と作業する姿に話しかける隙がなく、少し離れた位置で写真を撮り始めたら、近所の話好きなおばあさんが出てきてくれたおかげで挨拶するきっかけが掴めました。
話好きな方に捕まると話が長くて思うように写真が撮れないこともありますが、今回は草取りをしていたおばあさんがターゲットになったようで、私自身は写真撮影に没頭することが出来て助かりました。