牧之原台地から望む大井川と富士山
冬のお散歩ツーリングでのマイルールとして、強風時は大きな川に掛かる橋は渡らないと決めております。
理由は風に煽られ、バイクごと反対車線に流されそうになる恐怖があるからです。
今回は、うっかりマイルールを破ってしまい、久々に強風の中を走った感想と、強風時でも多少は走りやすい大井川橋について書き留めてみました。
強風時の大井川越えは命がけ!
写真撮影目当てで、イチョウのあるお寺に出掛けた時の出来事です。
静岡県西部地方の「遠州のからっ風」とは異なりますが、冬の大井川も風が強いことが多いです。
この日は上記事でも記載通り、バイク写真撮影が目当てだったため、気付いた時には橋を渡っておりました。
行きは張り切っていたから良かったけど、帰りは少しでも風圧を回避しようと別の鉄橋まで遠回り。
途中まで川沿いを走りましたが、川沿いに出た瞬間、強風で一瞬息が出来なくなりました。
時代劇で、寝ている人に濡れた布をかぶせて暗殺するシーンがあります。
川沿いに出た瞬間の苦しさは、そんなシーンを連想させるものがありました。
こういう時、フルフェイスのヘルメットは有利なのかな?
呼吸は直ぐに出来るようになりましたが、翌日以降はなぜか内股が筋肉痛。。。
恥ずかしながら、筋肉痛は数日間も続きました。
体力を使うような自撮りもしていないし、最初は原因が分かりませんでしたが、後になって全集中のニーグリップをして強風に対応していたせいだと気付きました。
お気楽バイク的なSR125は、ニーグリップしなくても乗れちゃう感覚があります。
必死のニーグリップは短い距離だと思いますが、筋肉痛になるほど力んでいたとは自分でも驚きでした。
今回も含め、過去に怖い思いをしたから「強風時は大井川越えをしない!」というマイルールを決めたと思うのですが、気温がそれほど低くなかったため、すっかり油断してしまいました。
今後の大井川越えは、風の強さで判断したいと改めて思った次第であります。
ちなみにイチョウの木があった場所は、山に囲まれているせいか風はほとんどありませんでした。
強風を和らげる大井川橋
大井川には橋が何本か架かっており、その中で強風時にいちばん走りやすいと感じているのが大井川橋です。
同じような名前の橋が複数ありますが、今回紹介する橋は日本百名橋でもあり、土木遺産でもある大井川橋です。
トラス橋なので他の通常の橋よりは、バイクや自分に当たる風が少しは遮られるかな。。。と思っており、わざわざ遠回りして渡ることもあります。
強風時のバイクでの大井川越えは、本当に恐怖と危険を感じることがあるため、渡らないという選択がいちばんですが、どうしても渡らなければならない時は大井川橋を利用しております。
今回の記事を書くにあたり、大井川橋の写真がないことに気付き、先日写真撮影目当てで出掛けて参りました。
大井川橋とのバイク写真は、別記事にて紹介できたらと思います。
ちなみに大井川に架かる橋と言えば、世界一長い木造橋である蓬莱橋が挙げられますが、残念ながらオートバイでの通行は不可であります。
バイクで行くなら記念撮影くらいかな。